名言大学

#ソフトボール

世界のトップ選手がいる五輪なので、
精神的には頭がパンクするぐらい疲れた

アメリカは今までずっと世界一になってきたプライドもあると思うので、
根本的に違うというか。
もちろん体格も違うし、
体質も違うし、
体のつくりだったり、
骨格だったりが全然違うので、......

父の言葉が指導者としての原点です。
監督就任を父に相談した時、
最初はとても強く反対されました。
「選手は自分のことだけを考えていればいいが、
監督は、
選手の親や学校、......

金メダルというのをみんなが期待してくれていて、
それに応えたいという気持ちもあるんですけど、
本当に自分たちが、
どれだけそこに執着心を持って、
諦めないでやれるかというのが、
最終的には強さにつながると思う

確かにそれまでは、
四六時中、
食事からお風呂までずっと選手と一緒に過ごしていたのですが、
結婚後は、
練習が終わるとすぐに帰宅するようになりました。
「(夫に私を)取られたような気がした」とも言われました

「ほんとに真剣にソフトをやるかどうか」は 「ほんとに真剣に生活しているかどうか」と同義

選手に交換日記のようなノートを書かせていたのですが、
先輩の悪口も含めて、
本当にさまざまなことを率直に、
正直に書いてきてくれましたよ

とにかく言うべきことは言う。
メリハリをつけるようになりましたよ

ソフトボールがこんなに好きなんだという想いの強さ、
これだけの猛練習に耐えてきたという実績と自信があるから、
自分を信じられる。
もう一つ、
自分を信じるのと同じくらい、
仲間を信じることも大事です

最近は結果ばかりを求められるので、
どうしても優秀な選手を集めようとしますが、
それは違うと思います

レギュラー以外の選手を見れば、
そのチームがどんな状態なのかが分かります。
どのチームの監督も、
そこまでは見えていないことが多いのではないでしょうか

指導者の資格も大事ですが、
最初に言ったように「人 対 人」じゃないですか

アスリートのトレーニング環境はどんどん整えられていますが、
私は「指導者の指導」が急務だと思っています。
もっと真剣に考えなくてはいけません

今の日本のスポーツ界は、
派閥とか縦社会でもがいている指導者が、
とりあえずそのポジションに据えられているところがあります。
企業もそうでしょう

ロナウジーニョ選手のプレースタイルだったり、
雰囲気というか、
考え方もそうだし・・いろいろな雑誌やプレーする姿を見て、
ロナウジーニョさんみたいな選手になりたいな

あきらめなければ、
夢は叶う。
すごく簡単そうで、
すごく難しい

アメリカは本当にサバイバル競争の激しい国なので、
個々の考え方だったり、
意識だったり、
気持ちは日本人よりも強いと思うし、
日本人はどちらかというと守られながら己を強くしていくので、
そういった意味では強さの質が違うと思う

そのために意識させるのは、
やはり、
ソフトボールをさせてくれている会社や環境に感謝するということです

親にだって言うよ。
子どもを叱ってあげてよって。
子どもがダメな時は、
見て見ぬふりじゃなく、
ちゃんと向き合ってしからなくちゃ

全日本に選ばれてからは、
遠征で外国に試合をしに行くことは度々

選手とのやりとりは「はい、
はい」と一方通行になりがちですから、
夫に「そうじゃないよ」と言われてハッとさせられることも多かったです

人選を間違えると組織が、
チームがあらぬ方向に向かってしまう。
イエスマンは扱いやすいでしょうけど、
耳の痛いことでも進言していくのが指導者の仕事なわけで、
上はそれをどう活かすかが大切なのです

プレッシャーは、
なくはないですけど、
別にそれは自分たちだけじゃない

日本のためにですかね、
簡単に言えば。
日本の代表として行っているわけなので、
やっぱり日本のために頑張るべきだと思います

勝っているチームはみなそうですが、
適材適所で100%の仕事をするチームが理想です。
時には喧嘩もするけれど、
いざ目標を持ってやらせると一つになる。
時には犠牲になり、
時にはカバーする。......

強い、
弱いは、
執念の差です

(結婚について)今はまだないですね。
やっぱり今はオリンピックというものが目の前にあるし、
正直そういうことを考えている暇はないというか

ほかの従業員が工場で働いている間に、
私たちはソフトボールをさせてもらっている。
それを快く思っていない従業員もいるかもしれません。
勝っているときは無条件にチヤホヤしてくれる人たちも、
何かあればあっという間にそばから去っていくものです

自分が中学生のときにソフトボールがオリンピック種目になったので、
そのときにソフトボールでオリンピックに出たいという目標を立ててからは、
それ以外はないという感じです

ある男性の監督さんが「選手とよく話しているんだよ」とおっしゃっていて、
私たちは女性同士だからストレートにアプローチしますけれど、
女性以上に繊細に仕掛けていく男性もいるんだなと。
それも一つのやり方だなと思い、
私も選手への問いかけをするようになりました

男性は立場やメンツなど、
気にすることが色々ありますからね。
でも、
そうした違いがあるのは仕方ないことなのです

2020年に東京五輪・パラリンピックが決まり、
日本の指導者たちにはさらなる成長が求められると思います

夢が叶うまでは泣かない

世の中に『ソフトボール』という言葉を発信するには、
私がやらなきゃいけないんだ、
というのはすごく感じています

一心でずっとやっていた感じです

指導者の道が開ければ、
そういう道に行きたいなと思うけれど、
絶対に指導者になりたいという気持ちでもないですし

正直、
自分のためには頑張れないと思います。
やっぱり期待してくれているみんな・・例えばソフトボールという競技に対してたくさんの人が協力してくれたり、
どうしても勝ってほしいから頑張れと言ってくれる人の力があるから、
この人たちのために自分も頑張ろうと思えるわけだし。
だから力が出るというか

もし、
おとなが叱ってくれなかったら、
みんなどう思う?

入院前は、
「自分が打たれなければチームは負けることはない」と思って、
絶対に抑えるつもりで、
自分一人で試合しているような気持ちで投げていたけれど、
入院生活で仲間のありがたさがわかり、
仲間を信じて投げることができるようになりました

人と人は真っ正面から向き合うことが何より大切だが、
物事は真っ正面から見るだけでは見ることのできないところがある。
斜めにしてみたり、
ひっくり返してみたり・・・・そうして答えが見つかることもある

私が選手を活かすことができたとしても、
それが指導者のおかげであるかどうかは、
選手たちが感じること、
判断することです

シドニー五輪の時でしたから、
夫とそんなに一緒にいたわけではないのですが、
冷静に物事を考える機会が多くなり、
選手の考えや行動の理由が今まで以上に分かるようになってきました

三振しようと思って打席に立つ人はいないし、
みんなヒットを打つつもりで、
点を取るつもれで打席に入ってる

私は小3からソフトボールを始めて、
あんなに長い間、
ソフトボールから遠ざかったことはなかった

もちろん金メダルを狙いにいっていた大会だったので、
それが銅メダルだったということに対しても悔しかったのですけど、
その大事な場面で、
監督に「おまえ行け」と言わせられなかった自分が悔しかったというか・・まだ監督に信頼されるピッチャーになれていなかったんだなということをすごく感じたので、
それが本当に、
あのときのオリンピックでは一番悔しかったというか、......

ソフトボールはチームプレーなので、
お互いの信頼関係が大事だし、
自分が一番それを求めているので

表面的な言葉だけではなくて、
目、
肩、
しぐさ、
後姿をしっかり見れば、
何かしらのサインが出ているものです。......

絶対に勝ちたい、
負けたくないって思いました

参考になる面もありますけど・・。
ピッチャーとしてのコンディショニングとかそういうものは、
もちろんプロ野球選手の方を参考にしますけど、
メンタル的なところは正直あまり読まないというか、
自分自身もあまり興味がないので

とはいえ、
現場には監督がいるわけですから、
チーム全体を見渡し、
一歩引いた立場からサポートするように心がけています。
「大丈夫だよ」と。
前面に出るようなことはしませんよ。......

信頼関係って、
力だけがすべてじゃないので。
うまいから信頼しているわけじゃなく、
人間性だったりとか、
性格だったり、
すべて兼ね備えていなければいけないと思うんですよ。......

五輪種目であるとかないとか正直関係ない ソフトボールにここまで育ててもらった 今度はソフトボールで恩返ししないとと思う

どこか変わっている人。
ひたすらまじめにやってきた人。
適材適所、
色々な人がいて良いのです。
チームがつらいとき、
ちょっと変わった子がいると乗り切れることがあります

うちの場合は特にソフトボール部専用の寮なので、
本当に365日みんなと一緒にいるという感覚なんですけど、
その中で先輩とか後輩という人間がいても、
試合になればみんなが、
先輩後輩関係なく力を合わせてやっていかなきゃいけないわけだし、
後輩が先輩に言わなきゃいけないことがあったりもするわけなので。......

男の子の中に混じってやっていました。
引けを取らないというか、
負けたくなかったという一心だったので。
本当に同等に扱ってもらったし

アメリカは中学のころから行ってみたい国だったし、
興味のある国でした

15人が集まって全日本になった時、
試合に出る9人と出られない6人に分かれます。
試合に出られない6人は何をするかというと、
雑用をしてくれたり、
ベンチで声を掛けたりしてくれる

麗華は本当は打ちたくなかったって。
でも、
打ってしまった。
塁上にいる麗華に守備してる中国の後輩たちが非難の言葉を浴びせたみたいですね。
複雑な気持ちだった筈です