名言大学

#日産自動車

教科書なんて要らない。
大切なのは人々の意見に耳を傾けること

もし、
利益の追求が会社の基本的な目的となっていないのであれば、
利益がもたらされるというのは偶然の結果でしかありません。
利益を上げようと努力しないで、
どうやって利益を得ることができるでしょう?
魔法でも使わない限り、......

信頼とは二つの柱の上に成り立っています。
ひとつめは成果(パフォーマンス)です。
成果が上がらなければ信頼されません。
もう一つの柱は透明性です。
成果が上がっていなくても、
透明性があれば会社は信頼を得ることができます。......

ミシュランは将来の幹部候補生が一日でも早く会社の一員になれるように、
非常に効果的で、
独特のシステムを採用していました。
SPスタージュという社員研修のシステムです。
このシステムでは、
インストラクターの指導の下に、......

あの人(フランソワ・ミシュラン)のやり方は経営の本で学んだものではありません。
どんなに若くても重要なポストに就けること、
国籍を気にしないこと、
理論よりも実践を重視すること、
そういったことはすべてフランソワ・ミシュランの人間性と深く結びついているのです

他人からプレッシャーをかけられたときよりも、
自分で自分にプレッシャーをかけて働いている方が、
人は遙かに大きなことをやってのける

ヴィジョンというものは、
別に理論的なものではなく、
ただ方向性を示すだけのものでもかまわないのですが、
ともかく、
それをもとに、
物事をはっきりさせ、......

会社の規模は直接競争力にはつながりません。
会社の規模は成功の鍵にはなりませんが、
何かあった時にそのリスクを和らげるクッションの役割を果たしてくれるのです

企業が困難に直面するのは、
いつでもその企業自身に原因があります。
もちろん経済環境も無関係ではありませんが、
問題の根源は常に企業自身にあるのです。
日産の業績が傾いたのは日本の景気後退のせいでも、
競争相手が強すぎたからでもありません。......

キャッシュ(現金)は血液と一緒。
いくら健康な人間でも、
血液がなければ生きられない

どんな改革においても重点を置かなければならないのは、
「人」です。
私たちがしようと思うこと、
そのすべての背後には必ず「人」がいるのです。
そして、
同時に改革を推進するスタッフが「モチベーション」を持てる環境を作ること。......

はたして、
生まれながらのリーダーというものは存在するものでしょうか?
私にはそう思えません。
確かに、
リーダーシップの適性がある人はいますが、
その数は想像以上に多いことでしょう。......

エンジニアの技術や能力といったものは、
「業界で何が求められているのか?
」「だから何をしていくのか?
」という、
そういったヴィジョンに基づいて活かされなければならないのです

何かを手に入れようと思ったら、
まず望むことだ。
目標をあまり低く設定すると、
結局はそこまでしか行かない。
十分な検討は必要だがその上でならば、
高い目標を掲げることで、......

危機的状況にもひとつだけ良い面がある。
それは、
人々がベストの力を発揮するということだ

アマチュアは問題を複雑にし、
プロは問題をシンプルにする

再建計画は、
すべての社員が自動車産業のトップになろうという気持ちをかき立てるようなものでなければならない

全ては、
読んだことを実行し、
結果を出してから始まるのだ

正確な質問をすれば、
正確な答えが返ってくる。
曖昧な質問をすれば、
曖昧な答えしか返ってこない

リーダーは、
本社に隠れてはいけません。
経営者は最も厳しい状況、
すなわち危機の現場に自ら出向くのが基本です。
リーダーが現場をサポートすることを示す必要があります

組織の内なる危機については、
4つの具体的な対策があります。
「ビジョンを策定すること」「明快な優先順位をつけること」「従業員に戦う価値があるビジョンだと納得してもらうこと」「ビジョンを実現するために厳しい決断を下すこと」です

アイディアの良し悪しは、
どのように実行するかによって決まると言っても過言ではない

新規事業の開拓自体は悪いことではありません。
問題なのは、
よそ見をしていると本業での競争力が落ちるということです。
これまで多角化を目指したメーカーは本業をおろそかにすることが多く、
その結果としてことごとく痛い目に遭ってきました。
私は付帯的な事業に手を広げても構わないと思います。......

日産の社風を変えようとしても、
おそらく変えることはできなかったでしょう。
だいたい、
変えようとするなどということは、
はなはだしく人間の本性にもとることです。
すでに存在する一つの組織に別の組織を押しつけようとすれば、......

最終的には大きな改革が必要とされる分野でも、
最初のうちは少しずつ、
小さなところから変えていきました。
同じ改革を行うにも、
節度をもって挑んだわけです。
私たちの目的は、......

「現場力」こそが、
企業の生命線なのです。
ヒーローである現場の人々を称賛し、
勇気づけるのが私の責任と考えます

具体的な方法というのは、
突然思いつけるものではありません。
具体的な方法を思いつくためには、
状況をよく知って、
分析する必要があるからです。
要するに、......

客観的な事実の把握なくして、
適切な対策は生まれません

GEは数多くの落伍者を出しつつも、
多くのリーダーを育成してきました。
それは、
同社が才能のある人を多く採用したからではありません。
社員の力を伸ばしてきたからです。
社員がやる気になるように仕向け、......

危機的な状況にあっても、
経営層が長期的な会社の存続に必要な決断を下すことを躊躇することが少なくありません。
それはなぜか。
厳しい決断というものは、
短期的には非常に軋轢を生む、
不都合なものだからです。......

リーダーが社員の真のモチベーションになれれば、
改革は成功する。
リーダーは誰からも立派な目標と思われる何かに具体的に参加することが必要です。
社員がそのために努力したいと思う何か、
自分がついて行っても良いと思わせるような何かの一部になることです

会社の変革とは思考方法の変革だ

終身雇用と年功序列と同列に論じることはできません。
私は、
年功序列制度は企業の業績に悪影響を与えると思っています。
しかし、
終身雇用制度のほうは、
働く人々に対して企業が誠意を示すという意味で、......

フランソワ・ミシュラン(フランスの大手タイヤメーカーミシュランの社主)は人間志向の強い人です。
でも、
その人間とは群衆や集団としての人間ではありません。
まず何よりも個人としての人間です。
それから、
もうひとつ、......

答えは、
社内そして皆さんの手中にある。
皆さん1人ひとりが会社の将来に必要不可欠なのだ

何かを手に入れようと思ったら、
まず望むことだ

希望のないケースなどは見たことがありません。
十分なエネルギーを持って事に臨めば、
どのような問題であっても解決できます

正直言って、
日産がどうしてこうなってしまったのか、
きちんと分析して説明できる人に、
社内で一度も会ったことがありませんでした。
何が問題なのか、
重要な順番に仕分けしてみせてくれる人は一人もいませんでした。......

会社の再建というものは、
ある意味でエンジニアの仕事に似ています。
あるいは、
家を建てるのに似ているといってもいいかもしれません。
つまり、
そこには何を優先して、......

どこの会社でも通用するような、
奇跡的な解決策はない。
あるのは全員を一つのビジョンの周りにまとめようとする姿勢だけだ

私もコミットメントを示し、
従業員にもコミットメントを求める。
だから私は再建計画がうまくいかなければ責任をとる

「安定」があるというのは幻想だ。
そんなものは存在しない。
周囲の環境は常に変化している。
高いレベルを維持するには変化するしかない。
変化は脅威ではなく、
機会である

(企業における)すべての問題には解決策がある。
大事なのは社員を鼓舞することだ

私は常に無実であるという一貫した立場です

モチベーションとは、
命令や指示で生み出せないものである

リーダーにとって、
危機はチャンスでもあります。
危機にある組織は、
自然にリーダーの周りに足並みを揃えるからです

働く人のやる気こそが最も価値のある資源である。
彼らにやる気がなければ、
経営者には何もできない

コスト削減によって得られた資金を、
将来の利益ある成長に向けて投資する。
それこそが再建計画の真の精神なのだ

自分の周りの人が職業人として、
また人間的にも成長するのを実感できること。
これ以上のやりがいはありません

私には溶け込もうという強い意志がありました。
それまで、
様々な国で生活し、
まったく異なる文化を経験していましたが、
どこにいた時にも、
常にその国に同化したいと思っていました。......

リーダーは現実に起こっていることに敬意を表さなければならない

経営はマジックやサイエンスではない。
職人仕事だ。
社長がオフィスに座っているだけでは、
何も前に進まない

聖域なし、
問題は一つ。
会社を復活させること

リーダーシップは危機に直面した時にこそ、
重要になります。
極論すれば、
すべてがうまくいっていれば変化が必要ないのですから、
誰がリーダーでもよいのです

経営陣の考えと現場との落差は、
会社の競争力に影響する重要な要素だ

経営では「常識とされることが間違っている」ことがしばしばあります。
ビジネスは早い者勝ちではありません。
誰も市場を「所有」などしていないのですから

透明性、
権限委譲、
成果と測定 ー この3つがやる気を起こさせるための原則である

経営について言えば、
私は事実から出発して理論へと考えを進めますが、
決してその逆はしません。
これは鉄則です。
まずは仕事がどう行われているのかをよく見て、
それから解決策を考えるのです。......

社長は常に最前線に、
旗を持って立っていなければならない。
そこに困難があれば、
彼らを助け、
勇気を与えるのが社長なのだ

リーダーの存在意義は変革にある