名言大学

#日産自動車

現場に出かけていって直接話をすることはとても重要です。
そうすれば社員たちが自分たちの置かれた状況をどう捉えているのかわかりますし、
またそれを通して状況そのものもはっきり見えてくるからです。
現状把握は経営の要です。
全体の状況を把握し、
対策の規模、......

企業にとって、
働く人のやる気こそが最も価値のある資源である。
彼らにそれがなければ、
経営者は何もすることができない

あの人(フランソワ・ミシュラン)のやり方は経営の本で学んだものではありません。
どんなに若くても重要なポストに就けること、
国籍を気にしないこと、
理論よりも実践を重視すること、
そういったことはすべてフランソワ・ミシュランの人間性と深く結びついているのです

どういう形態をとろうとも、
他者との提携には大変な労力がかかる。
相手の規模が小さかろうが大きかろうが、
苦労は同じだ。
だからどうせ提携するなら望みを高くし、
大きな企業を狙った方がいい

組織の内なる危機については、
4つの具体的な対策があります。
「ビジョンを策定すること」「明快な優先順位をつけること」「従業員に戦う価値があるビジョンだと納得してもらうこと」「ビジョンを実現するために厳しい決断を下すこと」です

透明性、
権限委譲、
成果と測定 ー この3つがやる気を起こさせるための原則である

計画の95%は実行にあり、
成功のカギは経営にある

私はグローバル化とアイデンティティの尊重とは、
足並みをそろえて進むべきだと思っています。
自らのアイデンティティを保ちたいという願望は、
肯定的な意味でも、
また否定的な意味でも、
あらゆるところに顔を出します。......

ヴィジョンというものは、
別に理論的なものではなく、
ただ方向性を示すだけのものでもかまわないのですが、
ともかく、
それをもとに、
物事をはっきりさせ、......

どの変革にも抵抗は必ずありました。
もし抵抗がなく、
みんなが「いいね」と言うのなら、
会社をストレッチさせて、
より高いハードルを目指す変革になっていないということです。
痛みがあるからこそ筋力がつくわけです。......

正しい答えでなく、
正しい質問を見つけることを重要視しなさい

もし、
利益の追求が会社の基本的な目的となっていないのであれば、
利益がもたらされるというのは偶然の結果でしかありません。
利益を上げようと努力しないで、
どうやって利益を得ることができるでしょう?
魔法でも使わない限り、......

チームを結成して上手くいかなかったら、
別チームを編成すればいいだけです。
上手く能力を発揮できない人がいれば、
他の人に交代させる。
試して結果を確認し、
適応し、......

家族のいるところ、
それが「ホーム」、
つまり故郷です。
波乱に満ちた道をたどった末に、
私の家族はブラジルに落ち着いていました。
そして、......

日産の社風を変えようとしても、
おそらく変えることはできなかったでしょう。
だいたい、
変えようとするなどということは、
はなはだしく人間の本性にもとることです。
すでに存在する一つの組織に別の組織を押しつけようとすれば、......

悲観論が行き過ぎている。
世界有数の優れた労働力や社会資本を活用すれば、
繁栄し続けることができる

リーダーは、
本社に隠れてはいけません。
経営者は最も厳しい状況、
すなわち危機の現場に自ら出向くのが基本です。
リーダーが現場をサポートすることを示す必要があります

危機的な状況にあっても、
経営層が長期的な会社の存続に必要な決断を下すことを躊躇することが少なくありません。
それはなぜか。
厳しい決断というものは、
短期的には非常に軋轢を生む、
不都合なものだからです。......

経営では「常識とされることが間違っている」ことがしばしばあります。
ビジネスは早い者勝ちではありません。
誰も市場を「所有」などしていないのですから

リーダーが社員の真のモチベーションになれれば、
改革は成功する。
リーダーは誰からも立派な目標と思われる何かに具体的に参加することが必要です。
社員がそのために努力したいと思う何か、
自分がついて行っても良いと思わせるような何かの一部になることです

会社の規模は直接競争力にはつながりません。
会社の規模は成功の鍵にはなりませんが、
何かあった時にそのリスクを和らげるクッションの役割を果たしてくれるのです

はたして、
生まれながらのリーダーというものは存在するものでしょうか?
私にはそう思えません。
確かに、
リーダーシップの適性がある人はいますが、
その数は想像以上に多いことでしょう。......

創造というものは、
現実を直視することによってはじめて可能になるものだ

いつも失敗の口実を探す。
これが日産の一番の敵だ

アマチュアは問題を複雑にし、
プロは問題をシンプルにする

自己満足に陥ることなく、
道半ばで立ち止まることなく

危機的状況のときこそ、
人は最も成長します。
そして、
その人の本質が見えるものなんです

一般的に言って、
ある企業のイメージを決めるのは大衆であって、
企業ではありません。
企業にできるのは、
これから進む方向を定めて、
どうしていきたいかを明らかにするだけです。......

危機的状況にもひとつだけ良い面がある。
人々がベストの力を発揮するということだ

(企業における)すべての問題には解決策がある。
大事なのは社員を鼓舞することだ

私たちは未来のリーダーを育てていかなければならないのです。
そのためには、
候補になる人間を人事部や総務部の椅子に座らせておくだけではいけません。
一番難しい前線に送り出してこそ、
人は鍛えられるのです。
未来のリーダーは今日の挑戦に応じることで育ちます。......

会社の変革とは思考方法の変革だ

人が起こした問題で解決できないものはない

経営に教科書は要らない。
大切なのは人々の意見に耳を傾け、
問題を見つけ出すこと

正直言って、
日産がどうしてこうなってしまったのか、
きちんと分析して説明できる人に、
社内で一度も会ったことがありませんでした。
何が問題なのか、
重要な順番に仕分けしてみせてくれる人は一人もいませんでした。......

(会社は)どのような状況であっても再建は可能である。
経営の失敗という問題は必ず立て直すことができる

競争相手が強いのは幸運なことだ。
われわれに、
事業運営や商品を改善する、
より多くのチャンスを与えてくれる

目標の決定には様々な要素が考慮に入れられました。
意欲と現実の折り合いをどこにつけるかといった問題もありました。
ある目標が意欲的だが、
実際には現実不可能だと思われる時には、
計画の遂行にあたって、
社員のモチベーションを高めることはできません。......

実行こそすべて。
アイディアは課題克服の5%にすぎない

GEは数多くの落伍者を出しつつも、
多くのリーダーを育成してきました。
それは、
同社が才能のある人を多く採用したからではありません。
社員の力を伸ばしてきたからです。
社員がやる気になるように仕向け、......

何かを手に入れようと思ったら、
まず望むことだ

リーダーとは一体何か。
私の答えは一言に尽きます。
「変革者」、
すなわち現実を実際に変える人です。
これは、
政治でもビジネスでも社会でも同じことです

顧客は商品の品質や価格、
機能が同等と思えば、
お気に入りのブランドを第1の選択肢に挙げます。
常にブランドが正しい方向に向かっているかどうか見ていなければいけません

答えは、
社内そして皆さんの手中にある。
皆さん1人ひとりが会社の将来に必要不可欠なのだ

経営をするなら、
いま会社がどうなっているのか、
そしてユーザーが何を求めているかを自分の肌で感じる必要があります。
そうしなければ決断などできません。
そこでは理解することと同様に、
感じることが大切なのです。......

もちろん、
経営者がビジョンを打ち出し、
社員がそれに一生懸命応えても、
うまくいかないことはあります。
すべて成功することは誰にもできませんからね。
ただ、......

信頼とは二つの柱の上に成り立っています。
ひとつめは成果(パフォーマンス)です。
成果が上がらなければ信頼されません。
もう一つの柱は透明性です。
成果が上がっていなくても、
透明性があれば会社は信頼を得ることができます。......

経営について言えば、
私は事実から出発して理論へと考えを進めますが、
決してその逆はしません。
これは鉄則です。
まずは仕事がどう行われているのかをよく見て、
それから解決策を考えるのです。......

具体的な方法というのは、
突然思いつけるものではありません。
具体的な方法を思いつくためには、
状況をよく知って、
分析する必要があるからです。
要するに、......

ルールはただ1つ。
聖域、
タブー、
制約はいっさい設けないということだ

「現場力」こそが、
企業の生命線なのです。
ヒーローである現場の人々を称賛し、
勇気づけるのが私の責任と考えます

会社に大きく貢献した人、
普通に貢献した人、
まったく貢献しなかった人を、
ほぼ同等に扱うことが公平であるといえるでしょうか?
私にはそうは思えません。
株主にとっても、......

他人からプレッシャーをかけられたときよりも、
自分で自分にプレッシャーをかけて働いている方が、
人は遙かに大きなことをやってのける

モチベーションとは、
命令や指示で生み出せないものである

どこの会社でも通用するような、
奇跡的な解決策はない。
あるのは全員を一つのビジョンの周りにまとめようとする姿勢だけだ

フランソワ・ミシュラン(フランスの大手タイヤメーカーミシュランの社主)は人間志向の強い人です。
でも、
その人間とは群衆や集団としての人間ではありません。
まず何よりも個人としての人間です。
それから、
もうひとつ、......

リーダーシップは危機に直面した時にこそ、
重要になります。
極論すれば、
すべてがうまくいっていれば変化が必要ないのですから、
誰がリーダーでもよいのです

客観的な事実の把握なくして、
適切な対策は生まれません

収益のあがる会社にしたいなら、
マネジャーには問題の核心を見抜く能力が不可欠である