名言大学

干渉好きの老人ほど、
見苦しいものはない。

隠れて生きよ。

もし神が人間の祈りをそのまま聴き届けていたならば、
人間はすべて、
とっくの昔に亡びていたであろう、
というのは、
人間はたえ・・

最高の善は快楽、
最大の悪は苦痛なり。

どんな楽しみも、
それ自体は悪ではない。
けれども、
特定の楽しみについては、
それを得るための手段が、
楽しみよりもはるかに大・・

人が自分で得られることを神に頼んだところで無駄である。

飢えないこと、
渇かないこと、
寒くないこと、
これらが肉体の叫びである。
これらの叫びを抑えることは、
霊魂にとって難しいこと・・

自殺のためのもっともらしき理屈を持ち合わせる人は、
つまらぬ人間なり。

死は存在せず。
なんとなれば、
我らの存在する限り死の存在はなく、
死の存在あるとき、
我らは存在することをやめるからなり。

自然に強制を加えてはならず、
むしろ、
これに従うべきなり。

明日を最も必要としない者が、
最も快く明日に立ち向う。

人はあらゆることに対して身を守ることができる。
ところが死に関しては、
我々はみな城壁の崩れた城砦(じょうさい)に住んでい・・

我々を救ってくれるもの、
それは友人の助けそのものというよりは、
友人の助けがあるという確信である。

死は我々にとって何ものでもない。
なぜなら、
我々が存在する時には、
死はまだ訪れていないのであり、
死が訪れた時には我々は存・・

法は聖者のために制定さる。
もっともそれは、
彼らが不正を犯さぬためにあらず、
不正をこうむらざるためなり。

多くの人々は富を獲得するや、
もろもろの悪からのがるることをせず、
より大なるもろもろの悪へ転向する。

ゼウスが人間の願いに耳を傾けたなら、
すべての者が滅びるだろう。
(人間は)人類に有害な多くのものを要求するからである。

水とパンですましていれば、
私は身体の快楽を身にしみて味わう事ができる。

困難が大きいほど、
それを克服したときの栄光も大きくなる。
熟練した操縦士は、
嵐や暴風雨に耐えて名声を得る。

貧乏にあまんずるは栄誉ある財産なり。

他人に恐れを抱かせる者は、
自分が恐れを抱かずにはいられない。

「死は恐ろしい、
と人は言う。
しかし、
死に直面した時我々を悩ますだろうと言う理由からではなく、
やがて来るものとして今我々・・

魂は肉体より分離されるやいなや煙のごとく消え去る。

友とともにせざる晩餐は、
ライオンもしくは狼の生活の如(ごと)し。

人が何を食べているかより、
誰と食べているかを見ることだ。

正義のもたらす最大の実りは、
心の平静なり。

最大の富は自足である。
自足の最大の果実は、
他に頼る必要のないことだ。

無から有は生じない。

わずかなもので満足できぬ者は、
何ものにも満足できぬ。

人生の自然な目的によって計るとき、
貧しさは大いなる富となり、
限度を知らぬ富は大いなる貧しさとなる。

正しき人は最も平静なる心境にあるも、
不正なる人は極度の混乱に満ち溢れる。

誘惑が去ってしまわないうちに、
急いで誘惑に負けよう。

生きている限り死んでいないのだから、
死は存在しない。
死んでいる時は生きていないのだから、
死は人間に関係ない。
生きている・・

常に瞬間を享楽せよ。
快楽が満たされれば満足だし、
もしそれが満たされなければ、
楽しみが次の時間まで持ち越してゆく。

自己の持てるものを十分に己にふさわしき富と考えざる者は、
世界の主となるとも不幸なり。

心の安らぎを得ている者は、
自分自身に対しても他人にも迷惑をかけない。

エピクロス(Επκουρο、Epikouros、紀元前341年 - 紀元前270年)は、快楽主義などで知られる古代ギリシアのヘレニズム期の哲学者。エピクロス派の始祖である。