名言大学

僕にとってファッションは自意識との闘いなんです。
どう見られるか、
どう見せたいかじゃないんですよ。
笑われるのを覚悟のうえで、
断トツに尊敬してる志茂田景樹さんとかドン小西さんみたいに、
好きな服を好きに着るのがオシャレだと思うんですよね

入口で面白くないと思ってしまったら、
そこから面白さを分かっていくのはめちゃめちゃ難しい

難しいとか、
俺には合わへんとか、
面白くないって、
例えばその時思ったとしても、
それは自分がその本を読むタイミングじゃなかったり、
能力がまだなかったりするだけで、......

難しくて理解できない本に出会ったときに、
一旦本を置くんですよ。
それから100冊ぐらい本を読んで、
もう一度その難しかった本を開いたら、
文字がめちゃめちゃデカく見えるんですよ。
読める!ってなるんですよ。......

スター選手がかっこ良くゴールを決める瞬間を見るのが一番面白いですし、
それがサッカーの醍醐味

僕は、
2週間でいいからみんなからキャー、
キャー、
言われてみたい。
日本に来日したときのビートルズのように

怖かった。
毎日、
僕らに何ができるんやろう。
何かできることからやろうと徐々に思うようになった・・

自分に対する女心は、
自意識が邪魔をしてわからないんです

女性の気持ちがわからない

本も一緒で、
読み重ねていくのに段階があって。
まずは、
書かれてある物語が純粋に面白い、
言葉の選び方や言葉遣いが面白いとか、
なんでもいいから楽しさを知ってもらいたい。......

書評家の方や本読みのプロが書いた解説や書評って、
本好きの人間からすれば、
発見があったり、
本を読むきっかけになったりします。
けど、
本の好きな人だけに向けて書かれている節があったりしますよね。......

今日は、
尊敬する太宰治の誕生日です。
僕が上京してから、
桜桃忌に雨が降るのは初めてではないでしょうか。
いつも、
好き勝手言わせていただいて、......

山下澄人さんの『鳥の会議』という小説を読んだ。
凄く面白かった。
読んでいるうちに、
少年の頃、
日常だった恐怖、
声、......

ひさしぶりにシンナー吸うてる奴を見たと思ったけど、
すれ違う時によく見たらベビースターを丁寧に食うてる若者やった

せきしろさんの新刊『海辺の週刊大衆』を読んだ。
無人島に流れ着いた一人の男。
側には1冊の「週刊大衆」だけがある。
この小説の設定を聞いただけで僕は笑った。
読んで更に笑った。
どんな状況にあろうとも、......

最悪な少年の『それくらいで事足りる恋だった』というCDを繰り返し聴いているのですが、
だいぶ刺さりますね

自称文学青年、
文学少女と名乗る輩と出会い好きな作家を問われ『太宰治が好き』と答えたとする。
すると9割以上の確率で『あ〜昔読んだわ』とか『あ〜若い頃読んだわ』と返され、
そしてなぜかやったった感を出される。
先に読んだ方が偉いルールなどは無い。
順番などどうでもよい。......

チューリップって本当にチューリップですね

夏目漱石の「吾輩は猫である」や「坊ちゃん」、
太宰治の「お伽草紙」など、
落語っぽい話は今読んでも面白い。
それは多分人間の表層じゃなくて、
本質的にずっとおもろい所。
滑稽さみじめさ、......

言葉を使うという意味で、
共通するとこは多いのかな〜と思いますね。
お笑いが文学に与えている影響もでかいでしょうし、
日本の文学の起源は落語にあったようなものなので、
密接な関係にあるでしょうねぇ

本や小説の話は、
僕の中でお笑いと密接です。
お笑いには、
落語、
漫才、
コント、......

吉祥寺で、
おばさんに「ピースの又部さん」と声をかけていただきました。
おしいです。
今はまだ、
「綾吉」です。
夜に「又部」になります。......

映画館で、
品川ヒロシ監督の『Zアイランド』を観た。
すごく面白かった。
何度も声を出して笑った。
なのに、
夢に出てきそうなほど怖かった。......

綾部さんから写真が送られてきました。
『an・an』は欲しいけど、
綾部さんの写真はいらないので本当にやめて貰いたいです

35歳になりました。
20代の時、
占い師が僕の手相を見ながら、
「34・・35、
あっ!」と言ってました。
帰り際、......

最初の一言が、
『ライオンのエサ見たことあるか?
』だったなら、
僕はその人の話を聞く

最初の一言が、
『爬虫類を飼うしかなさそうな奴がこっちを見ていた』だったなら、
僕はその人の話を一応は聞く

歩幅を間違えてました。
自分は足が短いと肝に銘じよう

後輩のロシアンモンキーとマキシマムパーパーサムが解散する。
面白いコンビの解散は寂しいけれど、
この二組が僕達同世代の芸人に与えた影響と功績と痕跡は絶対に消えない。
ただ、
彼等は四人とも僕が真面目な話をすると『ボケろや!』とか言うてくる鬱陶しい部分もある

皆でご飯を食べたあと、
タクシーに乗った。
運転手さんに、
『なに食べてきたの?
漬物の腐ったような臭いがするけど、
不味くなさそうだな』と言われました。......

フルーツポンチ村上から、
「中村文則さんの『教団X』を読み終えたんですが、
凄すぎて、
興奮して電話してしまいました。
今から、
もう一度読みます」という電話があった。......

今から、
吉祥寺の『百年』で、
キャラバンの難波麻人と話してきます。
難波とは中学の同級生です。
中1の時、
お気に入りの自転車にまたがった難波は、......

「ぺぺ」、
「ペペロ」、
「ペペロン」、
「ペペロンチ」、
「ペロ」、
「ロン」、......

沖縄花月の合間に、
近くの商店街を歩いていたら、
「直樹!」という声がして、
振り返ったら親戚だった。
そういえば、
僕は直樹だった

近代文学が好きなんです。
太宰(治)、
芥川(龍之介)、
(夏目)漱石、
谷崎(潤一郎)とかばかり読んでましたから、
風景描写がやたら長い(笑)。......

(神谷と後輩の徳永という2人の芸人の壮絶さというものは普段から感じているのですか?
)芸人ほどあほで楽な商売はないという人もおるかもしれませんし、
こんな壮絶な人もいます。
徳永が物事をシリアスに捉え過ぎるので、
神谷がここまですごくなったのかも

僕は何かに反応することや摩擦の結果でしか、
自分の考えていることを超えられないんです。
10代のころから、
偶然性とかに結構ゆだねてきたんで

この登場人物ならなんて言うかなあと考えるんです。
先輩芸人の神谷が「美しい世界を全力で壊す。
ぶっ壊したらさらに美しい世界が、
そこに現れるんや」と言いますが、
書く前から頭の中にあったのは「美しい世界を全力でぶっ壊したら、
笑いが生まれる」というところまで。......

芸人の世界の先輩後輩の上下関係という設定だけ決めて、
後は何の制限もつけずに(火花を)書きました。
だからより自分に近い言葉でストレートに書けました

エッセーを書いていたので、
文章を書くこと自体は慣れていたんですけど、
小説は全く違うもの。
それでも、
ある時急に書きたいという欲求が湧き上がってきたんです

二十代前半の頃、
京王井の頭線の三鷹台に住んでいました。
今日は、
その三鷹台にある大学の学園祭に来てます。
すぐ近くに、
当時の大家さんの家があって、......

お笑いに入ったきっかけというきっかけは特に無いんですけど、
小学校からお笑いが好きで、
芸人になりたいなと思ってて、
悩みもせず葛藤もせず「やるもんや」と感じてました

本や小説って面白いなって思ってくれたら、
誰か他の作家の小説でいいから、
2冊目に行ってほしいです。
(自分の小説が)そういうきっかけになればいいですね

小説書くのはめっちゃ楽しかった。
どんどんできていく喜びがありますから。
一回小説書いたら絶対癖になるみたいですね

「書きたいな」というテンションが上がってきた時に、
何を書くかを具体的に考えた方がいいかと思っているんです

普段は1日で1万文字書けますが、
小説は5時間ぐらい休まずに書いても原稿用紙で3枚とか4枚しか書けないんです。
全然違う時間の流れ方をしていたのかもしれませんね

自分に過度な期待をしない

月が凄く大きくて感動した。
ただ、
それを誰かに伝えたいという無邪気な欲求が自分から消滅していて寂しい

『赤い屋根』という一風変わった名称の建物があった。
その二軒隣の建物の屋根も赤かった。
『赤い屋根』の屋根よりも赤かった

雨のおかげで、
「まだ降ってましたか?
」と話し掛けて貰えた

又吉 直樹(またよし なおき、1980年(昭和55年)6月2日 - )は、日本のお笑いタレント、小説家、俳優。大阪府寝屋川市出身。お笑いコンビ・ピースのボケ担当。相方は綾部祐二。吉本興業東京本社(東京吉本)所属。第153回芥川龍之介賞受賞作家。