名言大学

何よりも、
「喜び」を基準とすること。
自分にとってのハードルを超えることの喜びを、
脳にたたき込む。
次から次へと、
自分でハードルを設定する。......

時間制限(タイムプレッシャー)をうまく使え。
30分と書いてある問題があったら、
自分と無理めの契約を結んで、
たとえば「20分で終わらせる」と宣言してみる。
そのようにして、
常に最高のパフォーマンスを出すようにせよ

人間の脳は、
貪欲だから、
この人といると自分が成長できるという人を好きになる。
相手が自分にないものを持っているというのは、
好きになる上での重要なポイントである

嫌われると人は傷付く。
しかし、
嫌われることに慣れて、
人は一人前になるのだろう。
「嫌われて一人前」。
嫌われの時価総額の高い人は、......

自分の弱さを許容せよ。
弱さを他者にさらけだすことを恐れるな。
他人の弱さに、
寛容であれ。
弱さこそが、
美や魅力の源泉になり得ることを見据えよ

自分の心に浮かぶことをすべて話すようになると、
「おばさん」になる。
無意識のたれ流し。
フロイトが指摘したように人は様々なことを考えるが、
そのうち何を話すべきか凛とした選択ができるのが「いい女」である

根拠のない自信を持つ人は、
他人に対しても根拠を求めない。
それが、
自由な空気を醸成するのだ。
根拠のない自信を持て。
それを裏付ける努力をせよ。......

涙は、
自分では受け止めきれない何かを受け止めた時に流れ出す。
今の自分では処理できないと感じた時に、
涙がオーバーフローするのである

やろうと思ったら、
1秒後にはじめよ

時には「嫌い」という感情の背後に、
嫉妬が潜んでいる場合もある。
「嫌い」な相手が、
自分が持たないものを持っているから、
疎ましくて仕方がない。
本当に避けているのは、......

日本に住んでいて一番頭に来るのは、
本気で生きる気持ちもないやつらが、
本気で何かをしようとしている人たちの足を引っ張ったり、
揶揄したり、
下らないことを押しつけたり、
そういう光景があり過ぎるということ

なぜ、
卒業した後、
世界各地でボランティア活動をしたり、
プログラミングの自習をしたりといった「ギャップ・イヤー」を経験した人材を採らないのか。
なぜ、
「履歴書に穴がある」などというくだらないことを問題にするのか

自分が何ものであるかを決めつけてはいけない。
明日の自分は、
今日の自分とは全く違う存在になっているかもしれない。
そのような心構えでいる限り、
人はいつまでも成長し続けることができる

大人になるにつれて、
人は根拠のない自信を失う。
それで、
何かをしないことの言い訳ばかりうまくなる。
他人に対しても阻害する。
君はそう言うけどね、......

受験生諸君、
勉強は大変だろうが、
オレだって負けずに日々鍛錬しているぞ。
どっちが猛勉強か、
一つ競争してみようじゃないか。
自分のため、......

恋愛は、
お互い弱い存在でなければ成立しない。
強者は他者を必要としない。
お互いに弱い存在であり、
お互いに傷つけられうるからこそ、
あこがれ、......

個性において、
長所と短所は表裏一体なのであって、
良いところばかり、
悪いところばかりということはありえない

自分の最大の欠点のすぐ近くに最大の長所がある

気付きにおいて特に大切なのは、
「周辺視野」である

日本の風土病の最も深刻な点は、
人間が作った奇妙な制度を、
そのまま受け入れて、
「そんなこと言ったってねえ、
チミ、
現実はこうなんだよ」と言って何かを説明した気になっている愚鈍なやつらを大量に生み出すことだろう。......

みんな、
自分を受け入れると、
楽になるし、
きっと生命も輝くぜ。
しょうがないよ、
そういう風に生まれてきたんだから

難易度を調整せよ。
易しすぎれば、
退屈する。
難しすぎれば、
無力感にとらわれる。
自分が全力で挑戦して、......

ストレスをなくすまず第一のコツは、
自分にコントロールできないことについては最初から諦めるということである。
他人の心は制御できないし、
飛行機が遅れるのも仕方がない。
自分が努力すればなんとかなる領域と、
ならない領域を見分け、......

自分の短所を「メタ認知」して笑いとともに表現できる人は、
相手の短所もやさしく見守る包容力を持つ。
自分の欠点を隠そうとする人は、
相手の欠点に対しては案外攻撃的になるものである

自分を変えてくれる他者は、
最初は反発や違和感を抱かせる人であるかもしれない。
反発や違和感は、
今までの自分を守ろうとする精神の免疫作用である。
やがて、
相手が自分に福音をもたらす人であることがわかるにつれて、......

就職も進学もしなかった2割の諸君、
君たちの中には、
「ずっと首輪をつけているのが良い」という日本の愚かな社会通念に反発したり、
それに自分を合わせられなかった人たちがいるだろう。
きみたちこそが、
日本の希望だ。......

すぐれた芸術作品は、
人の心を傷つける。
「あっ、
やられちまった」。
その感動が、
生きることの意味を確認させる。......

学ぶことはオープンエンド。
知識は無限。
入試は、
目の前の試練だが、
それは始まりであって終わりではない

表現者は作品が全て。
言い訳をしてはいけない

フロー状態で勉強せよ。
最高に集中していて、
しかもリラックスしている。
勉強することが、
蜜の味になる。
そのような内的感覚をつかみ、......

相異点ばかりでは好きにならない。
共感できる点がなければ、
一緒にいて心地良くない。
共感できるところと未知の部分が入り混じった、
偶有的な存在が理想の相手である

集中力は、
生まれつきの性格などではない。
集中に使われる回路は、
筋肉と同じで鍛えることができる。
最初はよろよろしていても、
瞬間的に集中することを繰り返すことで、......

事なのはいかに長時間勉強するかではなく、
いかに深く集中するか

脳の神経回路は、
楽観的に物事をとらえていないと、
潜在能力を発揮できないようにできています。
悲観的なときの脳は、
言うなれば潜在能力に蓋をして抑え込んでいる状態なのです

学校の勉強ができることと、
イノベーションが起こせるかどうかはまた別の話だ。
イノベーションに必要なのは、
どちらかというと雑学

脳は自己暗示にかかりやすいため、
悲観的なことでも面白くとらえ直したり、
楽しいことを考えたりするだけで前向きになり、
潜在能力の邪魔をしている蓋を外すことができます

集中して時を忘れる「フロー」の状態では、
頑張っていることは実は嬉しいこと、
楽なことである。
頑張るということは決して無理をするということではない

脳が最も創造的になっているのは、
フロー状態にあるときです。
フロー状態とは、
集中しているけれどもリラックスしている状態です。
努力することなく自然に、
脳や身体が最大のパフォーマンスを発揮できます

今日という日は、
二度と帰ってこない。
だからこそ、
日々の足元を見直すことが、
幸せにつながる

笑うと創造力が高まり、
良いアイデアも出やすくなります。
これはおそらく、
笑うとうれしいときなどに出る神経伝達物質のひとつであるドーパミンが分泌され、
脳の司令塔の機能を持つ前頭前野を刺激し、
フロー状態に入りやすくするためです

現代におけるイノベーションは、
旧来のシステムに対して破壊的作用をどこかで持つから、
抵抗を受けるのは当然

端から見て楽観的でエネルギッシュな人と、
悲観的で元気のない人。
脳の消費するエネルギーを見ると、
大して変わりません

世間から褒められるだけの優等生には、
破壊的イノベーションはなかなかできない

辛いことや苦しいことは誰にでも平等に降りかかります

風を受けて育つ木は強くなる。
そう信じて、
世間の風圧を楽しむくらいがいい

人に面白いと思われることを言ったりしたりするためにはまず、
自分の行動や言動が他者から見るとどう突飛に、
意外性をともなって映るかを知る必要があります

何歳になっても、
自分が今までやったことがないことに挑戦する人は若々しい

信頼されるリーダーになるためには、
ユーモアを武器として上手に使うべきです。
中でも自分の欠点をメタ認知し、
自虐ネタに変えることは、
ユーモアセンスを磨く一番いい方法だと思います

危機的状況のときほど、
部下の緊張を解きほぐしてフロー状態に近づけるためにリーダーはユーモアを活用すべきです

創造することは、
思い出すことに似ている。
何かを想起する際には、
側頭連合野の記憶が、
そのまま前頭葉に引き出される。
一方、......

茂木 健一郎(もぎ けんいちろう、1962年〈昭和37年〉10月20日 - )は、日本の脳科学者。ソニーコンピュータサイエンス研究所上級研究員。学位は博士(理学)(東京大学・1992年(平成4年))。身長171cm。血液型O型。