名言大学

基本的に人は仕事でしか育たないと思います。
さらに言うと、
すんなり成功する仕事ではなく、
苦労した末に成功を勝ち取る経験を通して、
人は大きく成長するものです

人が育ってからトップを交代するというのは言い訳です。
代われば育つんですよ!

進もうとしている道は大変でも、
逃げずに真正面から正直に向き合うという姿勢が大切

さまざまな困難に逃げずに正面からしっかりと向き合っていく、
乗り越えることに全力を尽くすということに意味がある

組織は人だと思います。
社長1人とあと誰でもいい人ではなく、
むしろ社長よりも周りにどういった人が集まるかが大切です

重要なことは一つの問題について、
自分なりの答えを見つけられるまで延々と考え続けることだ。
それが深い学びにつながる

一般的に、
日本人は「人に迷惑をかけるな」と言われて育ちます。
でも、
時には会社の仲間や社会に迷惑をかけたって、
頼ったっていいではありませんか。
迷惑をかけたら、......

ITやインターネットを活用したイノベーションを起こしていくのが弊社のスタンスで、
常に新たな市場で事業を立ち上げたいという思いを持っています

世の中に貢献するサービスをしっかりつくること、
その結果として弊社が儲かること。
そういう順番です

一人では経営上の不安や悩みを背負い切れないので、
取締役のメンバーとは思いを共有しています

「勝ちたい」という願望は強いですね。
長く負けている時代があり、
業界で負け組と言われていましたから、
悔しさが擦り込まれています

シェアが目まぐるしく変化している業界では、
次々に新しいイノベーションを起こすことが必要ですし、
さらにはひとつの意思決定のミスが致命的な結果を生むこともあるからです

海外で働く人材というと、
語学力や国際的なバックグラウンドが重要とされがちです。
しかし実際の現場で求められるのは、
馴染みのない文化や新しい環境に対する謙虚さなのです

「質のいい非常識さ」を持つことが重要です。
非常識といっても、
常識を無視するという意味ではありません。
むしろ、
現在の仕事について考える際、
いま当たり前と皆が考えている「常識」を謙虚に理解する姿勢が、......

変化の激しい環境では、
昨日の常識が瞬く間に通用しなくなることがあります。
そんなときに従来の常識にとらわれていると、
日に日に可能性が失われていきます

予期せぬ壁が唐突に立ちはだかったとき、
ダメージを受けて「もうダメだ」と力が抜けてしまう人と、
逆に「この問題を解決して次につなげよう」と闘志が湧いてくる人がいます。
当然後者の人材が優れているわけですが、
そんなふうに闘志を燃やせる人の共通点は、
ネガティブな状況が生じた際に「ひと(誰が問題か)」ではなく「こと(何が問題か)」に向き合う姿勢にあると思います

質のいい非常識さを持ち、
誰かを批判するのではなく課題に集中している人を見ると、
私はとても清々しい気持ちになります。
そして、
そんな姿勢を持つ人がチームの中に一人でもいればこそ、
ひとつの目的を必ず達成するんだという雰囲気も高まっていくものです

私たちが展開するインターネットや携帯電話のコンテンツ事業の世界は、
突風が吹き荒れるような速度で状況が変化していきます。
激しい速度の中で必要な人材の基本的な要諦はふたつです。
戦略を立案する力、
そしてそれを実行する力。
この双方が揃わなければ、......

我が社が海外進出などで領域を広げているのも、
ソーシャルゲーム事業で大きな成功を享受している今だからこそ、
現状にとどまらずに変化しなければならないと考えているからです

「どうしてみんながこのように活動しているのか」「そもそもこの常識はなぜ生まれ、
いつから通用しているのか」その原点を深く理解すれば、
「これって古くない?
」「うちの会社にとって本当にベストなやり方なの?
」とこれまで自明に見えていた常識を疑うことができます。
そして疑うことができれば、......

いま目の前にある問題に集中できる人は、
同じ問題をプラスに変えられる力を持っています

なぜ誤解が生じたのかと相手の立場になって考え、
さらには相手から自分たちの姿がどう見えているかを想像する

リーダーの条件は2つ。
ひとつは戦略の方向性を最終的に決断する力。
ここを目指すという目指し所を定める決断力です。
もうひとつは、
チームをまとめてそこに向かう力を最大化する

とにかく自分たちのやりたいことを素直に伝えることです。
相手側に「こいつアホだ」と思われたこともあったかもしれません。
とにかく、
わからないことがあれば、
その場で徹底して聞きました

信頼できる人は、
軽々しく他人の情報を売らない人です

優秀な交渉者は「ダメな理由」を冷静に聞き取っています。
すると、
いま対立している部分以外で解決できることもあります。
新しく立ち上げる会社の資本比率の問題で提携先と対立しているのであれば、
自社の希望を通してもらうかわりに、
取締役の人数で妥協するといった方法もあるでしょう

欺瞞や騙しのある営業をしていると、
一時的には成功しても必ず自らに跳ね返ってきます

ベンチャーは創業社長がずっと引きずることが多いですが、
DeNAはそうしたくなかった。
それだと南場さんの会社という器から出ない。
DeNAは「南場さんの会社」というような小さなものに収まる会社ではないのです

要職に就くということはその責任からして大変なことです。
男性も物凄い競争を経て、
苦労して、
やっと要職に就けるのですから、
女性も上にいくからには、
その苦労を、......

わが社が掲げる「DeNAクオリティ」という5つの約束事のなかに、
「全力コミット」というのがあるんです。
やはり、
仕事をしている時間は、
みんながみんなハードワーカーであってほしいんですね。
それは妥協できないところです

戦略が間違っていても、
良い志の高い能力のメンバーであれば、
リカバリーできる。
私はヤフオクの後を追いかけるということを間違えて長くやりすぎましたが、
トップが間違えてもリカバリーがいくらでも効くというのは、
まさにチームがいいからなんです

うちは何でもオープンなのです。
良くない出来事も多いですが、
私たちの中では恨みつらみになっていないので、
あまり陰のエネルギーは出ないのかなと思いました

社長業って本当に面白いので、
退任すると自分が言いださない限りずっと続けてしまう。
「ここまで!」というタイムラインは自分から引かないとずるずる行ってしまう

テーマに関して中立かつ公正な立場から見解を聞きたいときには、
その人の生業と経歴を調べるといい

専門家と議論できるのは上場企業の経営者だからで、
個人の会社員には難しいと思われるかもしれない。
そこにチャンスがある。
深いところまで徹底的に学ぼうとする人は決して多くない

私はコンサルタント出身ということもあり、
ロジカルに物事を考えることを長く教育されてきたので、
すべての意思決定はロジカルです

社内に高学歴の人が多くなってきましたが、
リスクもあります。
解答欄があって正解を言い当てて褒められることに慣れている人を間違って採用すると、
ベンチャーは解答欄がない世界なので通用しません

2年間の夫との闘病生活は、
それまでに体験したこともない苦しみや悲しみを突き付けられた日々でした。
けれども、
いくつかの大事な拾い物をした気もしています。
そのひとつが、
家族の大切さに改めて気づいたこと。......

わが社では、
女性管理職を何割つくるといった目標も設定しませんし、
実力のない人に下駄を履かせて昇進させる気もありません

コンサルタントは日夜猛烈に働きながら、
格好よく説得するためのファクトとロジックを積み上げている。
そうしたスキルや癖は、
コンサルタントの商売には役立つが、
経営者としては役に立たないどころか邪魔になることが多い

私がマッキンゼーで学んだことにそれほどの深みはなかった。
いや、
正直に言ってしまえば、
それは表層的なもので、
学問と呼べるほど体系だったものではなかった

私は何ごとも根本から理解しなければ気が済まない性分だ。
私は信頼できる研究者は専門家とインタラクティブに議論するようにしている。

講演や本の場合、
すでに知っていることや知る必要のないことまで含むため時間的なロスが大きいが、
専門家に直接聞く方法は、
その点でロスが少ない。
そして一流の専門家は1年をかけて説明できないほど、
深い知見を持っている

専門家に意見を聞くときに大切なことは人選です。
たとえば、
資産運用について学びたいときに、
民間金融機関に勤める専門家を招いてしまうと、
営業的なアジェンダ(工程表)を持ってくるなど、
バイアスのかかった見解を聞かされる恐れがあります

あまり誰についていくとか、
アイデアの帰属とか、
あるいは評価だとか、
ポジションとか、
マネージメントとか。
そういったことをすっかり忘れて仕事に打ち込むと、......

事業リーダーにとって、
「正しい選択肢を選ぶ」ことは当然重要だが、
それと同等以上に「選んだ選択肢を正しくする」ということが重要となる

ついていきたいなどと思ったリーダーもよくよく知るとたいした人でないことが多いし、
何より、
人は人についていかないのだ

自分の成長だのヘチマだなどと言う余裕がなくなるくらい必死になって仕事と相撲をとっている社員ほど、
結果が出せる人材へと、
驚くようなスピードで成長する

以前から「健康って大事だよね」と思っていましたし、
国家的な医療費の増大についても認識していました。
けれども、
体が丈夫で健康検査も受けていた夫が、
それでも重い病に倒れたとき、
痛感したんです。......

(マッキンゼー時代)人の会社に横から口を出しているうちに、
自分で事業をやりたくなってしまいました