もっとも恐ろしい疑念は、自分自身に対する疑念である。

20代の時はさ、こんなクソ田舎、冗談じゃねえよっていって出てきたんだけど、母親が亡くなり、父親も居なくなりそうな状況に直面した時に、故郷というものがたまらなく愛しくなって、いつしか感謝の気持ちに変わり、しまいには恩返しをしたいって気持ちが湧いてきたんだ

徳にとってまず要求されることは、自己自身を支配することである。

初恋とは少しばかりの愚かさと、あり余る好奇心のことだ

花を愛するのに植物学は不要である。昆虫に対してもその通り。天体にあってはいっそうその通りではなかろうか？

放縦がわれを招き、恋愛がわれに王冠を授く

高邁(こうまい)な思想は樅(もみ)の木と同じで、日陰にも絶壁の縁にも伸び育つ。

日本人はトシに縛られ過ぎ。年齢は生きてる長さを勘定する目安でしかないでしょう？　私は敬老の日なんて大キライよ。

歳月は、元来、長久なものであるが、気ぜわしい者が、自らせきたてて短くする。天地は、元来、広大なものであるが、心根の卑し・・

現代人の一般的欠陥は、あまりに雑書を読み、雑学になって、愛読書、座右の書、私淑（ししゅく）する人などを持たない。一様に雑駁（ざっぱく）・横着になっている。自由だ、民主だということを誤解して、己をもって足れりとして、人に心から学ぼうとしない。これは大成するのに、最も禁物であります

できあがった知をもらうことが学ぶことではなし、できあがった知を与えることが教えるということでもなかろう。質問する意志が・・

賢者は自然の富を熱心に求める。