僕は信仰の一歩手前にいるんですよ。大変傲岸不遜だけれども、まだ自分の力を信じたい。人間の可能性を掘り起こして実験していきたいんです

人間として、何もせず、何も言わず、不正に立ち向かわず、抑圧に抗議せず、また、自分たちにとってのよい社会、よい生活を追い求めずにいることは、不可能なのです

宝物は流れる水の力によって姿を現わし、また同じ流れによって姿を隠すのだよ

誰でも友人の悩みには共感を寄せることができる。しかし友人の成功に共感を寄せるには優れた資質が必要だ

「集団」は「個」と対立するもの、という感覚がどんどんふくらんでいった。前もそうだったように、私はいつも人から私的な援助を受けず一人で我が道を探し出すたちだ。でもいまでは、自分の歴史的任務について考えるようになった。私もいっぱしの人間であると感じられて、満足だ

多くの人は自分のやりたいことが何なのか、あるいはお金の価値から自由になるためにはどうしたらいいか、そういうことがわからないように教育されています

眼と眼を見合す。ほんとうに真正面から相手を見なければダメ

「めざす」と「がんばる」は違う。「がんばっている」が「めざしていない」ときがある。この違いは見分けにくいが、大きく違う。「めざす」とは目標と期限が明確で、その達成のために、意思を持って行動することである

心の糧は五感を通して心の底に映る万象を正しゅう判断して蓄えること。これが心に飯を食わせることですな。

古いものを壊そうとするのは無駄な骨折りだ。ほんとうに自分等が新しくなることが出来れば古いものは壊れている

会社として何かを残す、という意識は常にあります

人間は、やっぱり出来損ないだ。みんな失敗もする。その出来損ないの人間そのままを愛せるかどうかなんだ。政治家を志す人間は、人を愛さなきゃダメだ。東大を出た頭のいい奴はみんな、あるべき姿を愛そうとするから、現実の人間を軽蔑してしまう。それが大衆軽視につながる。それではダメなんだ。そこの八百屋のおっちゃん、おばちゃん、その人たちをそのままで愛さなきゃならない。そこにしか政治はないんだ。政治の原点はそこにあるんだ