皆が皆勝つ方法を学びたがる　。しかし決して負ける方法は学ぼうとしない

僕の才能のはかり方では見えなかったものがあったのかもしれないと、反省しているわけだ。僕もそれはびっくりしたんだよ、あいつらの無表情の奥には何かがあったんだと

あのくらいのボールを捕れないファースト（川上哲治）がいたら野球なんてできるか

妄想の世界で遊ぶ愉しみをご提供することで、喜んでいただけたら何よりなのです

雨には優しさがあると思う。燦々と降りそそぐ日差しは確かに爽快だが、気分が沈んでいるときなど、その明るさを敬遠したくなることがある

ただ（映画自体は）意外と、登場する人物はリアルだし現実的。宇宙人ということで多少、地球人と違う部分はあるにせよ、かなり等身大の身近な物語になっていると思うんです。窓外が宇宙でなければ、（舞台は）新宿でもいいんじゃないかっていうくらいのお話は目指しました

性別、国籍、所属、様々な「名前」は安心をもたらすと同時に自由を奪う。この拘束具に自ら収まる人間がどれだけ多いことか。そして自分の子供や周りの人間にもそれを強要する。そして人間そのものの美しさは失われ、腐臭を放つ

自分に理解できないことをとやかく言うんじゃない。そいつの靴をはいて歩いてきたんじゃないか

説明しなければ理解できないような美に対して、私はあまり寛容でない。もし創作者以外の誰かによって、その美について補足説明が必要ならば、私はそれが果たして目的を達成したと言えるのだろうかと疑う

目標は必ずしも達成されるためにあるのではない。標的として存在することが多いのだ

企画というと、白紙の状態からウンウン唸るような感じがするが、そうではなくて、自分が面白いと思った事を思い出す、あるいは「記憶」に引っかかっていた事を拾い上げるという行為なのである

ここからだよ。ここから俺の人生が始まるんだよ。俺の人生を起承転結で言えば、まだ「起」の部分だよ。まったく凄まじい「起」だった。誰か俺の半生を描いたミュージカルでも作ってくれないかね。きっと面白いぞ。やっとプロローグの終わりってところだからな。多分そうに違いないよ