名言大学

愛の本質は、
情緒、
欲求、
誘惑、
魅惑、
所有なのよ

女が香水を使うのは、
鼻のほうが目よりも誘惑にかられやすいからです

“夢の男には、
現実で出会うより夢で出会ったほうがいい。
夢なら、
ともかく覚めることができるから

恋愛において、
テクニックのほうが感情より重視されると、
男性は「愛のエンジニア」になりはてます。
今はエンジニアが多すぎて、
詩人が少なすぎますね

どんな男性であれ、
二つのことしか念頭にありません。
もうひとつがお金です

愛の戯れは、
車の運転に通じます。
女は迂回が好きだけど、
男は近道が好きだから

父は私にレストランの持ち主と結婚させたかったのよ。
そうなったらその男を殺して刑務所に入るはめになっていたかもしれないわ!

男にとって女は永遠の謎。
だから次の女でその謎を解こうってわけね

名声も知性もお金もみんな私が持っている。
だから男は美しいだけでいい

恋愛はポタージュのようなものだ。
初めの数口は熱すぎ、
最後の数口は冷めすぎている

監督は、
女優のことをいろいろ知っていて、
とてもよく見ているわ。
彼女の中に隠された人格の源を理解しなければならないのよ。
優れた監督なら、
女優を最大限に生かそうとするはずよ。......

あのころは、
心が休まるときはなかったの。
自分が美しくないことをいやというほど知っていたから。
私の容姿のことを褒めてくれようとする人たちは、
『あなたを見るとベティ・デイヴィスを思い出す』と言うの。
とても親切で、......

役者にとって必要なのは、
包み込まれる意識、
役柄への無意識の精通、
それだけよ。
その役の実体験を追及するのは、
無意味なことだわ。......

年齢は愛情から私を守ってくれないけど、
愛情は私を年齢から守ってくれるわ

(ベルイマンについて)彼とならスクリプト・ガールでもいいから一緒に仕事がしたい

私にとって人生とは何かをするために与えられたもの

(バルドーについて)ブリジットはチャンピオン、
私はチャレンジャー

アメリカは大好きよ。
成功に懸ける彼らの生き方が好き。
分かりやすくて

あの結婚のずっと前にもアメリカにいたことがあるし、
とても楽しかった。
でもそこで暮らした時期は悲惨だったわ。
結婚がうまくいかなかったから。
場所の問題じゃないの。
どこの国でも同じよ。......

私の歳になると、
いろんなことが見えてくるの。
私の周りで地球も歳をとっていくのが見える。
かつての若木が大木に育ったり。
すべてが統合されているのを感じるわ

あまりにつらくて死ぬんじゃないかと思う瞬間もあったけれど、
そこから抜け出してみれば「生き延びられて幸運だった」と感じるものよ

ビル(ウィリアム・フリードキン)は私が仕事で留守にしたのを怒ったんだと思うわ。
放り出されたような気分だったんじゃないかしら。
でも、
私もつまるところ監督なのよね

ビル(ウィリアム・フリードキン)との結婚は、
実にすごい経験だったわ。
ものすごく苦痛で激しかったけれど、
私の人生にとって重要な意味があったから経験してよかったと思ってるの

(二番めの夫で映画監督ウィリアム・フリードキンについて)彼にプロポーズされたので結婚したのよ。
彼の勇気に感心したけれど怖かったわ。
でも後悔はしてないわ。
プロポーズされたとき、
魔法の糸みたいなものを感じたの

結婚制度は、
神聖な意味をすべて見失ったんじゃないかしら

セックスの自由は、
官能的で性的な関係を冒涜してきたと思うのよ。
セックス革命の記事を読み、
何でも思い通りにやり、
欲望を抑え込まない それは真実であって真実ではないと自分で知ってるはずよ

結婚には神聖な意味がつきまとっているわ。
人は生きていく上でシンボルが必要なんでしょうけれど。
別に教会や市役所の人達の前に進み出ることはないのよね

(「ラスト・タイクーン」監督エリア・カザンについて)私達はすぐ共感し合ったわ。
カザンは私と似ていると思う。
曖昧さを残しておくのが好きなのよ

サッジ(監督エリア・カザン)は俳優を称賛し、
やっつけないタイプなのよ。
カメラが回り始めると彼がウットリしているのが分かるの。
そういう監督だと彼を喜ばせるためならエベレストにも登ろうという気になるわ!

(ハリウッド映画での撮影現場にて)大型予算のアメリカ映画がどうやって作られるか知ってるでしょ?
香盤表、
送迎車、
テイクの間には防音スタジオにいたりせず自分のトレーラーに引き上げる。
私は防音スタジオにずっといたわ。
フランスではいつもスタジオで作業を見守っていたの

性的な慣習が変わりつつある今、
脚本家たちは恋愛中の男女の関係をどう書いていいのか分からなくなってるみたい。
少なくとも、
私の映画に出てくる女たちはリアルよ

平等はいちばん手に入れにくいものよ。
でも幸福は手に入れやすいわ。
馬の前にぶらさげたニンジンのように掴めそうで掴めないわ

私は女達を賞賛しているの。
ありのままの姿を彼女たちに示そうと思ったの。
男達が示す姿ではなくてね

イングマール・ベルイマンのように、
自分の女性的な部分を生かして素晴らしい女性の映画を撮る監督もいるわ。
どの男性にも女性的な部分があるのよ。
女性にも男性的な部分があるのと同じにね。
私達はみんな両方の要素を持っているわ。
問題は、......

40歳になったら、
芸術家は過去にしがみついて生きることはできないのよ。
蓄えた穀物で生きる農民と違って。
働き続けなくちゃならないの。
蕾が花になるように。
立ち枯れないように

女性にとっていい役は本当に少ないのよ。
それは男性の脚本家経ちが現実の女性を知らないから。
彼らが寝たり仕事したりする女は、
すべての女を代表しているとは言えないわ

ウーマン・リブが何もかも変えてしまった。
これからは男達が女についてますます描けなくなるんじゃないかしら?
これは正しい反応だと思うわ

最高の料理ばかり食べてきた人がコックになったら、
絶対にまずい料理は作れないはずよ。
私はたくさんの偉大な監督と仕事をしてきたから、
自分でも映画を作ってみようという気にさせられたの

(恋人ピエール・カルダンとの別れについて)タンゴは一人じゃ踊れないわ

大恋愛は一度ではなく、
幾度となくするものよ

あるとき私は、
恋する男と一緒にベッドに入り、
目覚めたら知らない男が隣にいた。
ヒステリックにならないイギリス人は、
そういったことをこんな風に表現するのよ。
『ある朝の紅茶はいつもと違う味がした』ってね

60歳の男が二十歳の女と一緒になってもみんな驚かないのに、
何故逆だと驚くの?
彼が若い女と暮らしたら『よくやった!』と褒めるのよね。
何故若い男が歳とった女と暮らしちゃいけないの?

みんな好きなように一緒になるのよ。
25で老けてる人もいれば、
まるで大人にならない人もいる。
年齢差はそれを見る人の心にあるのよ

年齢は重要じゃないわ。
私達が共通してもっているのは人生なのよ。
生きてるってことが重要なの。
若く見せることも、
若くいることもできる。
でも、......

どうして私がマダム・モローになれるっていうの?
マダム・モローは私の母親よ。
私はマドモアゼル・モローなの

自由とは、
どの男の奴隷になるか選べること

私は自然のサイクルを成熟するプロセスと信じているわ。
時機は必ずやってくるものよ。
晴れた日もあるけれど、
太陽と個人的に会うことはできないのよ

(復帰作Chere Louiseについて)とても楽しんでるわ。
今まではすべて厄介な夫がいる40代の奥さんの役ばかりだったから尚更ね。
40歳の女が二十歳の青年を愛するというアイデアは大賛成よ

恋をすると演技にも波及するのよ。
優雅な気分にさせてくれることもあるわ。
蘇ったような気分になって、
自分のパワーを自覚させられるの

仕事が始まると、
突然自分が知らない国にいるように感じる。
友人も連れて行けない未踏の地に入ったような。
仕事が終われば彼らにそのことについて話せるけど、
仕事中は誰もその秘密の地に連れて行けないのよ