どんなことをやるにしても枷（かせ）っていうのはあった方が楽だったりするんですよね

もしもそういう増幅回路みたいなものがあるとしたら、それが感受性だと思っているの。映画を観てて、あっと思ったら涙がこぼれてたり、ケガをして血がでたら、あっ血がでてる、ってびっくりしたりすることがあるでしょう。そういうこと、大切にしたい

空っぽな部分に自分ひとりで何かを入れようとしても、満足感は得られない。なぜなら、自分では同じものしか入れられないから

無理やり出会わせる必要はないんですよね。勝手に出会う人は出会うし、出会わない人というのは、まず人に慣れることから始めたほうがいい。人ごみに慣れるとか

日本の映画監督たちはみんな、日本国内に向けて映画を作るということに疲弊してるんですよね

時流というのは恐ろしいもので、一旦大きな波が来ると、海が割れて、土地が山が盛り上がり、新しい世界が現れる創世記みたいな

死ぬまで呼吸は無料。税金なし

ひとつの夢をつかんだと思ったら、次の夢が出てくる。夢にチャレンジしているから、俺はすごく若いわけです

捕まった時、反省した顔をしなきゃいけないと思って、鏡を見た。反省した顔ってどんな風だろうとやってみたんだけれど、どうも上手くいかない。俺は反省に向いていない顔をしているんだな

この世には、何かの役に立っていないものなんか一つもないんだよ。たとえば、この小石だって役に立っている。空の星だってそう・・

２０代や３０代という若いころに成功して、その先は年を取るにつれて下り坂というよりも、晩年になって成功し、そのまま人生をまっとうするというほうが楽しい人生で終われると私は思う。若いうちに少しくらい遠回りをしても、晩年に成功すれば、そちらのほうがトータルとしてみれば、人生投資に成功したことになる。人生はあくまでも超長期投資として考えるべきなのだ

努力して手に入れるものに価値があるというのは、芸術家とスポーツ選手にだけ言えることで、貧乏人には当てはまらない、嘘なんだ