芸には人間性がそのまま出る。芸の勝負はつまるところ人間性の勝負だと思う。

人間は誰でも月である。誰にも見せない暗い面を持っている

私にはいつだってビジョンがあるの。曲を書くときはいつも、どんな衣装を着て、どんな風に動いて、どんな歌い方をしようかって考えてるし、そのアイデアを曲にからめながら書いてる。だから単純に「歌」とは呼べないのよ。私はステージで棒立ちになって歌うわけじゃないから

退屈な人間──聞いてもらいたい時に話をする人間。

聴く人がいなきゃ、俺なんかクソなのよ

何かをやって、それが自分のものになっていたら、その人は必ずそういう人間になっている

貧しい者は、自分の人生を不公正な重荷と捉えたときに、深い苦悩の中へと落ち込んでいく。

テクノロジは進化する。近い将来、スマートフォンは人間の感情を理解し、きっとあなたにとっての一番の友人になるだろう

一つのことに人生をかけるって、本当に美しい

史記に「利は智をして昏（くら）からしむ」と書いている。人間は利益ばかり追求していると、頭が悪くなるというのである。ものごとの理（ことわり）がわからなくなって、思いがけない恨みを招いたりする。論語に「利をもって行えば怨（うら）み多し」と出ているが、経済というものは本来、矛盾衝突を内包するから、利害による恨みが出やすい

諸君が求める最も美しい死は、魂と肉体の休息から生ずる肉体的生命の平穏な中止であろう

人間は嘘をついて当たり前なのだ。偽善者でいいのだ。そう潔く諦められれば人生はかなり楽になる。人からどう見られようが、どんな悪口を言われようが、「元々自分は悪人だから、偽善者なのだからいいのだ」と割り切れば人の目がそれほど気にならなくなる