日本は民主主義になって「自由」とやらを得たが、その「自由」という言葉の空しさを知ったばかりでなく、人びとの心は「詩情」を失って乾ききってしまった。人間という生きものがもつ矛盾は、尽きる事を知らない。得たものがあれば、必ず失うものがある

子どもにしてやれる最大の贈り物は、自分が好きなことをやって生活する姿を見せることだよ

（俳優の世界は）明日には自分の代わりになる人間がいっぱい出てくる世界

そしてまた次の世代が育っていく。命がつながれていく。世の中はその繰り返しなのだと思います

生きているうちに一生懸命にやって、死ぬ時に満足して「いい人生だった。思い残すことはない」と思う。それが最高の生き方だと僕は思うね。そのためにも、もう1回選手に金を取らせてあげたい

日本中の人々が苦しんでいる時に相撲を取っていていいのか、と・・・・。奇しくも3月11日は私の誕生日で、その思いは、やっぱりほかの人と違うんです。運命的なものを感じてしまった

友人は、すべてを知りながらも愛してくれる人間である。

人間の魂はいずれも、善と悪とが支配権を争って絶えず戦っている、精神的戦場である

「スイスチームで練習させてほしいと」直談判を繰り返すうちに、２カ月だけの練習参加が認められたのですが、スイスのナショナルチームにとって、日本選手を練習に参加させるメリットは何もない。最初は相手にされませんでした。英語は片言、ドイツ語はまったくできない。文化も違う、友達もいない。このまま自分はスイスでやっていけるんだろうかと弱気になるときもありました

罵声をもらって頑張れる人間は、勝てる

普通で無い者は、その指向性が善であるにせよ、悪であるにせよ、定めし人を傷つけるものなのだよ

運命が何を考えているのかは、誰にもわからないのだし、どういうときに顔を出すのかもわからないのだから、運命が微笑むのは、・・