自分が勝つと見えた瞬間はなんともいえない。この手を打てば優勝というような時は手が震えますね。将棋の羽生（善治）さんは、自分の勝ちが見えたときに、ほかの駒をはじくぐらいに手が震えるそうなんです。すごく人間らしいですよね

自分の人格をどう成長させ、人生をどうアレンジしていくかの決定権、主導権は、自分自身にあるのだ。

シワとともに品位が備わると敬愛される。幸せな老年にはいいしれない黎明

明らかな事実でも意味のないことがあるから、人生は、意味を与えてもらわなくちゃいけない。

きわめて立派な愛は、欲望の激しいひしめきにあるのではなく、日常生活の完全な、永続的な調和によって初めて認められるのであ・・

我はつねに狭小なる人生に住めり、その人生の荒涼の中に呻吟(しんぎん)せり、さればこそ張り詰めたる氷を愛す。斯(かか)る・・

人間は自ら作りだした道具の道具になってしまった

人が四十三歳にもなれば、この世に経験することの多くがあこがれることと失望することとで満たされているのを知らないものもまれである

普通ってよく言うけど普通が一番難しい

個性は安らぎや静けさの中で生まれるものではありません。試練や苦しみを経験することでのみ、魂が鍛えられ、洞察力が研ぎ澄まされ、野心が鼓舞され、成功が手に入るのです

高校野球が終わった瞬間に何をしようかと。就職もしたけど、自分の生き方として違うって思えたのでやめて

最初の回訓を受理した日は、一晩中私は考えた。考えつくした。回訓を、文字通り民衆に伝えれば、そしてその通り実行すれば、私は本省に対して従順であるとして、ほめられこそすれ、と考えた。仮に当事者が私でなく、他の誰かであったとすれば、恐らく百人が百人、東京の回訓通り、ビザ拒否の道を選んだだろう。それは、何よりも、文官服務規程方、何条かの違反に対する昇進停止、乃至、馘首が恐ろしいからである。私も、何をかくそう、回訓を受けた日、一晩中考えた