それが生きている時は俗悪な実用品にすぎないものが、古典となる時に、芸術の名で生き残る

人間はずっとやってきたことをやめると、簡単につぶれてしまう

何かに取り組んでいる後輩がとても苦労している。貴方にとってはよく解っている事柄だから、代わればすぐに片付けられる。でも、それでは後輩は育たない。その苦労が実を結ぶまで見守り続ける。いよいよ駄目と解ってもヒントを出すのに留める。そうして育てればその後輩は、将来、貴方の右腕になる

女はほかのことには臆病にて、戦争には脅え、鋼を見ては色とてもなき有様なり。しかれども、夫婦の間のまことが踏みにじられる・・

あの人　この人　もう一度　話したいとおもう人は　茫茫とした歳月のなかにいる

人間関係づくりに最も大切な要素は、私たちが何を言うか、何をするかということではなく、私たちはどういう人間であるのかということ

文体とは、あくまで人柄だ。ユーモアのないひとにユーモラスな文など書けるはずもなく、大まかな性格の人に神経質な文は書けない。文章技術より、事故発見のほうが先である。それだけでいい。あとは、辞書をそばに誤字を減らすよう努力し、文字を丁寧に書くように気を付ければ、文章は自然と、あなたの人柄のいい面が現れてくる

ほんの些細なことが、きみの心のほとんどを占めることがある

女性は常にあらゆる感情に余念なく警戒する

富を軽蔑する、という人間をあまり信じるな。富を得ることに絶望した者が富を軽蔑するのだ。そして、こういう人間がたまたま富・・

憎しみは如何(いか)なる動機から出ようとも結局憎しみなのである。憎しみは愛と反対のものであり、愛を食いつくすものである。

猫は、ネズミを愛し、犬を嫌い、人間を保護下におく小型のライオンである。