逆説は頭の働く人の思考癖であり、天分のある人の悦びである。

今度は自分の力でやってみたい、絶対もう一度できるはずだから、全部を完璧にやれば

生きることは音楽的であること。体内の血が踊り出すところから始まる。すべての生命がリズムを刻んでいる。君は、君の音楽を感じているかい

仕事という字を見てください。「仕」も「事」も「つかえる」と読みます。では誰に仕えるのかと言えば、天につかえるのです

お金を払って観ていただく映画はすべからく商業作品ですし、娯楽度が高いのも映画のひとつの価値だと思っています。それと同時に、映画はどこかで社会の合わせ鏡だという意識もあります

子供は興味さえそそられると、規律正しく出来るもんなんだ。犯罪だって、結局退屈しのぎで手を出しちまうのさ。子供を過剰に抑圧すると、未来の変態を養成することになるんだよ

働くこと自体が人の親切、社会への親切へとつながらなければ、本当に良く働いたということにはならない

（アメリカのＭ＆Ａのイメージでは）「血族に事業のリーダーを引き継がせてもその後継者に能力とやる気がなければ本人も従業員もみんなが不幸になってしまう。それなら意欲に燃える経営能力の高い別企業に任せた方がいい」という考え方です

ある特定の職業や仕事に用いられる専門用語は、それを習ったことのない者にとっては不可解であろう。しかしそれは、これらの用・・

私はずっと男の人はいいなと思っていた。だけど、生んだ瞬間に、「母親としての喜び」と「自分のやりたい仕事」とが両方があるなんて、なんて贅沢なことなんだろうと思いました。だから今では、男の人はお母さんになれなくて可哀想だなと思ったりもする（笑)。お母さんでもいれて仕事もできて、これ以上何を望むんだろう

生活・文化面で今年のキーワードをあげるとしたら「最小公倍数」でしょう。これまで日本では「最大公約数」が重要でした。音楽業界やテレビ業界も、子供からお年寄りまで、万人に受け入れられるものを求めてきたんです。しかし、これだけ嗜好が細分化されてくると、そういうやり方はもう通用しません

ほとんどの人が機会を逃してしまうのは、その機会が作業服をまとって、いかにもありきたりの仕事に見えるからだ。