名言大学

パンクはそれを求める連中の為だけにあるんだよ。
もしそれが「死んだ」っていうんならさ、
じゃあどうぞ、
それに代わるものをお目にかけてもらいたいってもんだよ

一般大衆には偶像を求めるというおかしな性質が潜んでる。
偶像破壊主義者の俺には耐えられないけどね。
みんな神のような存在を求めて、
それが叶わないと大騒ぎする。
観念的苦痛を偶像に背負ってもらいたいのさ

世の中には、
こうでなきゃいけない、
っていう事はないんだ

アナーキーってのはそもそも思考の自由を象徴してるんだ。
こういう何もかもが息苦しいほどシステム化された時代だからこそ、
もっとそれぞれが真剣に対峙しなきゃならないテーマなんだ。
支配階級に飼いならされた家畜と化さない為にもさ

俺が言い続けているのは、
自分の道を見つける事、
自分の音を表現する事、
自分に正直である事、
そして個性を失わない事。
人の真似をする必要はまったくないんだ。......

俺が他人に提供出来るのは、
その人なりの個性。
それを掴み取ってくれよ!

「我々はゴミ箱の中に咲く花だ」これこそ素晴らしくも苦い、
真実の言葉だ

楽しんでくれよ、
さもなきゃくたばっちまえ

騙されてはいけないぜ。
ミスター・ロットンは誰の人造人間でもない!

アナーキーとは挑む事だ。
社会に挑む最良の方法はコメディだ

人々を目覚めさせる唯一の方法は攻撃して、
攻撃して、
攻撃しまくることだ。
無論、
肉体的にじゃなく、
メンタルにだが

そもそもファッションてのは、
追いかけるんじゃなく先走るもんだ

町の中を歩いていると俺の真似をしてる奴がうろうろしてるけど、
奴らを見るのも耐えられないよ。
奴らを見てると本当にヘドを吐きたくなるぜ。
自分たちで自分たちの道を開けず、
ただ人の真似をしてるだけさ。
世の中には、......

俺はファッション感覚なんて持っちゃいない。
好きなものを着ているだけで、
何らかのメッセージが込められた服装をする必要性は感じていない。
着るもののことをあれこれ気にして背後に自分を隠してしまうくらいなら、
いっそ土に潜ってしまえばいいだろ?

俺は今の連中のパンクってのは服装のことだと思うのさ。
そしてそのユニフォームに収まるだけで、
何もわかっちゃいない。
何を着るかなんて関係ないんだよ。
パンクってのは、
ファシスト政権への反動だぜ。......

セックス・ピストルズの客が、
みんなお揃いのパンク・ファッションで現れることに俺はムカついていた。
こっちの真意からはずれてるよ。
俺たちがやってることを理解してない。
俺たちはみんな一緒なんて真っ平御免と思ってたぐらいだぜ。
俺たちのポリシーは、......

(パンクについて)パンク・ユニフォームを着たステロタイプのパンクスになるな、
って意味も含まれてるんだ。
たとえその人間が自分を純度100%のパンクスだと自負してたとしても、
その理念自体に取り憑かれ表層的意味ばかり追うようになると、
最終的にはパンク・フォロワーにしかなれないって事

パンクは偽善や独占に対抗するものだ。
資本主義の醜悪な面や宗教などの全ての悪に刃向かうものなのさ

パンクとは自分自身に忠実であることだ。
ファッションじゃない

全ては自分の頭の中で始まるんだ。
欲を出して自分の事だけ考えるのを辞めること。
そして、
同じ人間として仲間をリスペクトすることを学ぶことだ。
それこそが俺が人生で学んできたことさ。
それが分かっていれば、......

決して他人から完璧に理解されちゃいけない。
そんなのこの世の終わりだよ。
思考に終止符を打つべきじゃない。
思考は変化していくからな

なぜ俺達は自分のやることに2万個もの言い訳をするんだろうな。
自分に正直に成れば良いだけなのにな。
俺は天使じゃないんだな

人々は雑誌に書かれていることを完全に、
臆面もなく信じてしまう。
狂ってるよ。
『ほら、
このバンド。
これが音楽の新たな反逆だよ』ってな具合に。......

(パンクという言葉をどういう意味で捉えていますか?)そんなの言葉に置き換えるのは無理だね。
感覚なんだって

言いたいことは言う。
魂は売らない。
古い形式に拘らない。
そうやって、
欲しいものに固執するんだ。
やればできる。......

あの安全ピンの流行は異常だった。
安全ピンで止めたボロボロのドレスに2千ポンド払う人がいたって別にいいけど、
そんな値段に見合う価値はないぜ。
その馬鹿馬鹿しい不合理を俺は楽しんだ。
ブティックがこぞってそんな服を売り出すと、
それを着て街を歩く馬鹿野郎が大勢いたね

若いバンドがピストルズの影響を受けたというのを聞いて、
俺はぞっとする。
みんな重要なポイントを見落としてるよ。
ピストルズに関心のある人間なら、
当たり障りのないボロボロのユニフォームなんて着ちゃいけないんだよ。
ピストルズの言わんとしたことは、......

今日びの若者はあまりにアホで頼りにもならない。
何故なら、
これまでのどんな時代よりも、
若い奴らがクソみたいなシステムに吸い込まれてしまっているからだ。
きゃあきゃあ騒いでいるだけだ!

俺は哲学は好きだが心理学は嫌いだ。
人間なんてみんな気狂いなんだよ。
それなのに各人がどんな風に気狂いかなどという200ページのレポートなんか作成してどうする。
それも又、
作成してるほうも気狂いなんだから、
これ以上の阿呆はない

レコード会社なんか無視しろ。
彼らが隆盛を極めた時代もあったが、
彼らが見せてくれたのは、
腐敗した政治活動以外の何ものでもなかった。
俺たちは、
できるだけ多くの人々に音楽を聞いて欲しいんだ。......

俺を革命のリーダーにまつりあげるな。
そういう風に考える人間は多いが、
俺はリーダーだったことは一度もない。
俺は自分の人生を生きてきただけだ。
俺を手本にしたり、
俺からインスピレーションを得たい奴は、......

俺について人が誤解しているのは、
俺が怒りを向けているのは人に対してじゃないってことなんだ。
俺は腐ったシステムに怒っていて、
それを俺の曲はきちんと表現していると思う

(セックス・ピストルズとPIL、
どちらがあなたにとってより重要ですか?
)俺自身だよ。
常にそうだ。
そして、
これは自分勝手な発言ではない。......

(なぜ人々があなたにこんなにも興味を持つのだと思いますか?
)きっと、
俺が偉大な人間だからだろ・・馬鹿げた質問だよ。
多分、
他の連中は話ばかりしているのに俺は実際に行動しているからだろうね

俺は人間が好きだ・・ 良い奴のみだが。
怪物を作り出す制度が嫌いなだけだ

逃げたって何の解決にもならない。
それどころか状況を悪化させるばかりだ。
だから人生が著しく悪い方向へ向かっている時には、
そいつを楽しんじまえばいいのさ

俺は食べるために狩りをすることに対して異存はない。
でも、
ただの娯楽の為に狩りをする人間がいるっていうのは我慢できないんだ。
他の生き物を殺して喜んでるだなんて、
俺にはかなりイカれたことだと思えるけどね

俺の長所は、
他人から学びとることだ。
他人を観察して、
なにかうまくやってる奴を見つけると、
「どうして俺にも出来ないんだ?
」とその理由を探る

信用されないのもいいもんだよ。
警戒される方がずっといい。
愛されるよりは憎まれていたい。
ナイスで感じがいいと思われるよりはね。
ナイスなんて最大の屈辱だよ。
脅威も価値も何もないってことだからね

退屈極まりない社会の中で究極の絶対的ポジティヴ思考を目指すとしたら、
完璧なネガティヴ思考でいくしかないこともあるんだよ

俺ほど酷い子供時代を送った人間もないぜ。
イヤミなガキでね、
誰にも好かれなかったよ。
敵ばっかりなんだ。
俺の味方といったら母さんだけさ

抑圧とか、
階級支配とか、
人々に様々な種類の不必要な束縛を与えるものはまだ存在し、
戦争をつくりだす政治の世界のペテンも存在する。
これらのものを黙認しちゃいけない。
これらは無くならないんだよ

俺の人生はそんな楽しい遊びじゃないぜ。
それを笑い飛ばして生きていかなきゃならないんだから。
職業で不幸をやってるんじゃない。
コメディアンってのは生まれつき躁鬱病を持っていて、
いつもそれと葛藤しているんだ

もし反逆の第一の理由が貧困なら、
視野を広げるべきだ。
階級や宗教や人種や政治思想によって分裂してはならない。
個人としてのみ、
俺たちはこの世で勝利することができる。
誰にも頼らず己だけを頼れ。......

貧乏がもたらす絶大な原動力を絶対に甘く見ないでくれよ。
全てを否定され、
全ての機会を奪われるんだ。
政府が、
学校が、
運命が、......

俺は個性や個人の性格を破壊するグループ分け、
あらゆる集合体が大嫌いだ。
全く違う考えの人間が一つの部屋に集まれば混沌とするけど、
それは素晴らしい混沌だし、
興味深い教育的な状況が生まれると思う。
色んな人を見て人間は学んでいく

自分の弱さ、
過ちを知ってもらいたい。
誰も完璧じゃない。
俺の言いたいのはそこだよ。
完璧じゃない自分を何らかの形で知ってほしい

いままで俺に対して抱いていたイメージがあるだろうけど、
本当の俺はそんな人間じゃない。
日本のファンにしてもそうだけど、
俺のことをみんな恐がっているようだね。
でも、
本当の俺はそんなんじゃないのさ。......

俺の人生にインスピレーションを与えてくれたのはガンジー。
非暴力、
不服従だよ

一番おぞましいのは、
ステージで着てた俺の服装を次の日にそのままそっくりにしているやつ。
あれは嫌だな。
俺は神様じゃないんだぜ

ジョン・ライドン(John Lydon、1956年1月31日 - )は、イギリスのミュージシャン。