人生実に測るべからざるものなり、人生実に知るべからざるものなり

今思うと、あのころの僕はただ無我夢中で、なんでも一生懸命やろうとして力が入り過ぎていたのだ。後になってわかったことだけど、本当はその逆で、楽しく遊んでるように見せるのがお客さんを笑わせるコツだ。「こいつら本当に楽しそうにやってるな」って思うから、お客さんは笑う

苦しみを通じて喜びへ

一心になれる人というのは、自分の人生を完成しますな。世にいう成功者の秘訣というのは、これじゃないかと思う

やはり僕にとっては、十八歳の春、上京。ふるさとと別れる、親と別れるというのが、ずっとベースにあります

（人は）多かれ少なかれ後悔をしながら、生きて行くんだと思います

３０代、４０代というのは、社会的にも家庭的にも責任のある地位に就く時期だから“ダブルの縛りに遭うんだな。付き合う人もだんだんと、その“縛りの中だけになってゆく

「人気漫画」というのは、読者の求めるものと、まんが家が表そうとしているものとが、幸運にも一致したものなのです

（「全国ツアーも始まりますが、どんなステージになりますか？」という質問の答え）今回のツアーは “移動式パワースポット にしたい。いいことばかりじゃないでしょ、人生って。でもここに来たら一瞬だけでも音楽だけに浸れる、みんなと楽しい空間を共有できる場所を用意したいです

想像力を欠いた狭量さ、非寛容さ。ひとり歩きするテーゼ、空疎な用語、簒奪（さんだつ）された思想、硬直したシステム。僕にとってほんとうに怖いのはそういうものだ。僕はそういうものを心から恐れ憎む

競技から離れれば離れるほど、自分の成し遂げたことの大きさを感じる。こんなこと言いたくはないけど、やっているときは毎日仕事に行くような感覚だった。１０年たって、革命的なことをしたとわかってきた

あっ、好きではないですよ。そもそも走るのは。でも、そうなったらそうなったでその場で楽しむことを考えます