人生には一つのことに成功したとか失敗したとか言っている暇はないのですよ

誓いとは言葉である。言葉とは風にすぎない。

船を造りたいのなら、男どもを森に集めたり、仕事を割り振って命令したりする必要はない。代わりに、彼らに広大で無限な海の存在を説けばいい

人生は、「酷いこと」と「惨めなこと」に分けられる。「酷いこと」とはあれだよ、末期の患者とか。それに盲目の人とか不具者とかだよ。そういった人たちは、どうやって人生を乗り切っているのか。すごいことだと思う。その他は、すべて「惨めなこと」だよ。だからもし君が「惨めな人」なら、それは感謝するべきだ。「惨めである」というのは、運の良いことなのだから

人間は一生のうちに逢うべき人には必ず逢える。しかも、一瞬早すぎず、一瞬遅すぎない時に。

そやつが後先のことを考えてみているうちに、二・三百年も前に、ちょうど自分の意見と同じ意見を持っていた人を見出すのだ。そこでそやつが驚いて、なるほど偉い人間がいたな。二・三百年も前に、いま自分が抱いている意見と同じ意見を抱いていたな、これは感心な人物だと騒ぎ出すようになって、それで世に知れてくるのだよ。知己を千載の下に待つというのはこの事

生まれては　死ぬるなりけり　おしなべて　釈迦(しゃか)も達磨(だるま)も　猫も杓子(しゃくし)も

生と死の狭間で「生きる」僕の姿を、同世代の若い人たちにリアルなメッセージとして伝えたいのだ

何に幸せを感じるかは人それぞれだ。周囲がとやかく言うことではない。本人が幸せならばそれでいいのです。

友情とは、誰かに小さな親切をしてやり、お返しに大きな親切を期待する契約である

これまでの人生の中で、僕は一か八かの勝負はあまりしてこなかった。見ている人からすれば、「つまらない奴だ」と思われるかもしれない。でも、これが自分の成長の仕方

刑は刑無きに期す。