名言大学

疎外された労働は、
人間から、
自然を疎外し、
人間自身を疎外し、
人間を類から疎外する。
人間にとって、......

人間を人間として、
また世界に対する人間の関係として前提してみたまえ。
そうすると、
君は愛をただ愛とだけ、
信頼をただ信頼とだけ、
交換できるのだ

実存しつつあり活動しつつある価値の概念としての貨幣は一切の事物を倒錯させ、
置換する

人間が宗教を創るのであって、
宗教が人間を創るのではない

各人はその能力に応じて、
各人にはその必要に応じて

汝の道を行け、
しかして、
あとは人の語るに任せよ

悪い面こそ歴史をつくる運動を生み出すのである

豊かな人間とは自らが富であるような人間のことであって、
富を持つ人間のことではない

歴史は繰り返す。
最初は悲劇として、
二度目は笑劇として、
過去の亡霊を呼び出し、
その由緒ある衣装に身を包み、
借りものの言葉を演じる

人間の意識が人間の存在を決めるのではなく、
反対に人間の社会的存在が人間の意識を決めるのである

不正な手段を必要とするような目的は、
正当な目的ではない

資本の自己増殖の秘密は、
資本がある量の他人の不払労働を自分のものにできうる能力にある

最期の言葉なんてものは、
生きてるうちに言いたいことを全部言わなかったバカ者どもが口にするものだ

役に立つモノが増え過ぎると、
役に立たない人が増え過ぎる

小資本家たちは、
もはや金利では生きていけないので、
自分の資本を食い潰して資本家であることを辞めるか、
ある事業に手を出し大資本家よりも商品を安く売り、
高く買い、
高い賃金を支払うしかない

歴史は繰り返す。
最初は悲劇だが、
二番目は茶番だ

戦いか、
死か。
血まみれの戦いか、
無か。
問題は厳として、
こう提起されている

哲学者たちは世界を色々な仕方でただ解釈してきた。
しかし肝心なのは、
世界の変革である

ブルジョワ経済学は神学者が悪の起源を原罪によって説明するのと同様に、
説明すべきもの、
私有財産、
所有欲、
労働、
資本、......

私は醜い男。
しかし私は自分の為に最も美しい女性を買うことができるのだから、
私は醜くない。
醜さの作用、
人をしてゾッとさせるその力は貨幣によって無効にされている

宗教とは、
民衆の阿片である

哲学者は世界をただ色々と解釈しただけである。
しかし、
大事なことはそれを変革することである

教育もまた、
教育を必要としないだろうか?

これまでの全社会の歴史とは、
階級闘争の歴史である

社会から切り離された“自我など有り得ないし、
社会と無関係に生きることなど何人たりとも出来ない

我々は他人を解放する前にまず自分を解放しなければならない

貨幣は人類の外化された能力である

ラディカルであるとは、
物事を本質においてつかむことである。
しかし人間にとって本質的なことは、
人間自身である

人は誰しも社会で認められ、
社会に役立ちたいと願っている

学問には平坦な大道はない。
そして学問の険しい坂道を攀じ登る労苦を厭わないものだけに、
その明るい頂上に辿り着く見込みがあるのです

あらゆる我々の発明は、
知的生活を伴う物質的諸力を授けたが、
人間の生活を物質的な圧力に屈服させた

万国の労働者よ、
団結せよ

人間にとって最大の幸福は『自分を生かせる仕事に巡り合うこと』

人間は働けば働くほど、
その生産したもの中に生命を奪われていく

プロレタリアートとは自分の生活の維持する費用を、
ただ自分の労働力を得ることによってのみ得ていて、
あらゆる種類の資本の利潤からは得ていない社会階級である。
その幸福と不幸、
生と死、
その存在全体は、......

人間に関することで自分に無関係なものは無い

宗教は抑圧された生物の嘆息である

借地人の支払う賃金が少なければ少ないほど、
地主が借地人に要求できる地代は多くなり、
同様に、
地主が地代を多く要求すればするほど借地人が支払う賃金は少なくなる

思想が現実に迫るのみでは十分ではない。
現実が自ら思想に迫るのでなければならない

欠乏とは人間にとっての最大の富である他の人間を、
欲求として感じさせる受動的環である

現在の社会は決して固定した結晶体ではなく、
変化することの可能な、
常に変化の過程にある有機体

何をするにも最初が肝心という格言は、
どんな学問にも当てはまる

人間は自分自身の歴史を創る。
だが、
思うままにではない。
自分で選んだ環境の元でではなくて、
すぐ目の前にある、
与えられ、......

人間とは自分の運命を支配する自由な者のことである

人間が集団で生きていくにあたって最も肝心な事は、
一人ひとりの人間の柔軟な感性と個性に対応できるようなシステムが保証されていることである

理論も大衆を捉えるや否や物理的権力となる

オーウェンによれば、
共産主義は無神論のすぐ後に始まる。
しかし無神論は当初は抽象的な観念に過ぎない。
無神論の人間愛は、
差し当たり哲学的・抽象的な人間愛に過ぎないが、
共産主義の人間愛は、......

弱い者はいつも奇跡を信じることで救いを見つけるものだ

人間は歴史を創る。
しかし自由に自らの好みで創るのではない。
直接与えられた、
在り合わせの過去から受け継いで創るに過ぎない。
死んだ世代のあらゆる伝統が、
生きている人間の頭の上に悪魔のようにのしかかるのである

全てを疑え

カール・マルクス(ドイツ語: Karl Marx, 1818年5月5日 - 1883年3月14日)は、プロイセン王国出身の哲学者、思想家、経済学者、革命家。社会主義および労働運動に強い影響を与えた。1845年にプロイセン国籍を離脱しており、以降は無国籍者であった。1849年(31歳)の渡英以降はイギリスを拠点として活動した。

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