私は社外には売上目標を掲げてきませんでした。それは会社経営は売上数字の目標から入ってしまうと、事業の本質を見失うと思ったからです。社内的に目標を伝えたのも、2008年が初めてです。いろいろな考え方があると思いますが、私自身、事業の本質とはあくまでお客さま満足度を愚直に向上させることだと思っています。それが本質であり、売上数字はあくまで結果だと考えているんです。だから、結果にばかり目がいくと、そもそもの目的がブレてしまう。つまり、売上数字に事業自体が翻弄されてしまうんです。常にお客さまの目線に立つこと。これが経営するうえで一番大事だと考えています