名言大学

私には、
3つの判断基準がある。
ひとつ目が、
これをやって社会の信用を失うことがないか。
2つ目が、
社会正義に外れていないか。......

「人はいつか必ず死ぬ」「人生は一度きり」という二大真理を頭に叩き込んでおく。
すると、
惜陰(時間を惜しむ)という気持ちが自然と湧いてくるようになる。
そうすれば、
状況がどうであろうと、
いまここで全力投球する以外ないという心構えに自然となってくる

グループの会社同士が相互にいい影響を与え合う「企業生態系」を作ることができれば、
事業はどんどん成長します

企業が伸び続けるには、
先人に学び、
自己進化を続けること。
そのことに尽きるのではないでしょうか

教えるという気持ちを持つということは、
その人を伸ばすということであり、
その人に対する愛情なんです。
叱る側は、
そうした気持ちを持たなければなりません。
そして叱り終えれば、......

部下を叱るときの基本は、
何を理由に叱られているのかをきちんと相手に納得させることです。
どこが間違っていたのかを理解させて初めて、
叱ることが意味を持つのです。
そうすれば同じ轍を踏むことはありません

論語には自分が何か問題に直面したときに答えとなる言葉が必ず潜んでいます。
論語は孔子と高弟の言行を記録したものですが、
二千数百年以上も前の言葉が、
いまも生きた言葉として我々の心に響き、
あるいは突き刺さってくるのです。
人間が生きていくうえで必要なもの、......

三国志時代の名参謀として知られる諸葛亮孔明は、
8歳の息子に次のような言葉を残しています。
「淡泊にあらざれば、
もって志を明らかにすることなく、
寧静(ねいせい)にあらざれば、
もって遠きを致すなし」。......

いまだに日本人が金儲けの話などするのは非道徳的だという感覚を持ち続けているのは、
ひとえに、
誤った金融教育が継続されてきたからに他なりません

中国古典は自分自身を深く知るためのヒントとなってくれるものです。
自分自身のことがわかる、
つまり自得こそ、
あらゆる行動の前提です。
自分がわからなければ、
いかに生きるべきかもわかるはずがありません

義務教育は中学校までで、
人によっては中学校卒業で勉強を終えてしまうわけですから、
本来ならば、
中学卒業までに金融の基礎をしっかり教えなくてはならないのです。
余剰のお金ができたらどうするか?
株を買って運用することもできるし、......

企業は人間が集まってつくりあげている組織。
だから、
人間関係を保つことは不可欠の要素です。
しかし、
それは単に摩擦や軋轢を避けて事なかれ主義で表面的にうまくやっていけばいいということでは決してありません。
言うべきことは言う。......

ある統計によれば100社の企業が誕生しても、
10年生き延びるのは6社だけ。
20年生き延びることができるのは、
1000社に2〜3社だそうです

摩擦や軋轢を恐れて言うべきことを言わないのは組織にとってマイナスですしストレスも溜まります。
ただ、
同じ諫言にしても言い方があります。
「長幼序あり」で、
先輩や上司に対しては、
諌め方、......

野村証券のような大きな組織に入る以上、
一定レベル以上のポジションにならないと自分がいる意味はないとは思っていました。
常に「鶏口となるも牛後となるなかれ」という生き方をしようと考えていましたが、
社長になるならないというのは運ですから、
なろうと思ってなれるものではないでしょう

知的なタフネスを獲得しようと思ったら、
精神的なタフネスと肉体的なタフネスが必要なのです。
だから僕は、
とても摂生していますよ。
大酒も飲まないし、
タバコも吸わない。......

才気煥発タイプの人は、
頭の切れ味を感心されることはあっても、
その人に心酔する人はなかなか現れません。
だから、
人を動かすことができないのです

先人たちはどうやって試練を乗り越えたのかというところに思いが至れば、
自ずとやるべきことが見えてくる

悠久の歴史にばかり思いを馳せて、
日常の業務が疎かになったら、
それは本末転倒だ。
「小を積みて大と為す」という言葉もあるように、
日ごろの小さなことが集まって、
歴史という大河ができあがるのである。......

企業に投資をする際、
私はその企業の後継者や右腕といった「二番手」の存在を重視します。
事業の永続性を担保したいという意向もありますが、
本当に確認したいのは、
「二番手」になれるような人が惹きつけられるほどの志と人間的魅力がその企業の経営者にあるのか、
という点です

どんなに素晴らしいビジネスモデルであっても、
経営者が私利私欲にまみれていたら失敗します。
当社の投資の成功確率が高い理由は、
私が一人一人の経営者と面談し、
志ある経営者の企業にしか投資していないからではないでしょうか

人を率いる立場である以上、
人とのご縁は大切にせねばなりません。
本当のご縁とは、
相手がどんな立場になっても続くものだと思います

私は海外で10年間過ごしましたが、
そこでの生活を通して学んだことは、
髪の色や肌の色が異なっても、
人間性は全く変わらないということです。
人間として生まれてきた以上は、
喜怒哀楽は一緒です。......

経営者には運も必要です。
運とは博打のようですが、
私は、
努力次第で高めることができるものだと信じています。
必要なのは自分ができることを一心不乱に続けることです。
私も自らの天命を全うすべく頑張り続けます

全体戦略と部分戦略を考える際に、
1つ注意すべきことがあります。
事業は、
全て同時並行して攻めることです。
試しにやってみたことがうまくいかなければ、
違うことに挑戦するという姿勢では、......

不動産の市況は株式市況に比べると、
1年遅れます。
ピークは株のピークの一年後にきます。
経済をマクロでずっと観察していれば、
そういうことがわかってきます。
近年でも不動産価格がガタッと落ちた時期に、......

「自分ならどうするか?
」をつねに思い続けることが大切です。
たとえばテレビドラマを観ているとき、
自分が登場人物なら、
今、
どう行動するか?......

私は才(能力や才能)よりも徳(良識や見識)を重視します。
企業が徳を高めるには、
全役職員が徳を高めること、
つまり高い倫理的価値観を持つことが必要だと思います。
一見、
組織は「才人」が引っ張ったほうがよいように思いますが、......

古今の知識に優れ、
昭和の歴代総理の指南役、
また財界の師と仰がれた安岡正篤氏は、
考え方の基本を、
「大局的に物事をとらえ、
多面的な視野を持ち、......

私は、
ハウツー本よりも、
歴史、
哲学、
先人の知恵に学ぶほうがいいと思います。
多くの普遍的な情報を積み重ねると、......

過去に正しかったことが、
未来でも正しいでしょうか?
 ウィンストン・チャーチルは、
「過去にこだわる者は未来を失う」と言っています

常に自分の仕事と新たに得る知識を照らし合わせることが不可欠です。
ただ本を読むのではなく、
主体性を持って、
「考えながら学んで」ください

自分の浅はかな思慮だけで十分などと考えないで、
書物に学び、
他人の意見を聞くことが欠かせません。
自分の意見に反対する人がいれば、
なぜそう思うのか、
よく聞いてください。......

私はSBI証券を立ち上げるにあたって、
ヘーゲルの「量質転化の法則」にヒントを得てビジネスモデルを考えました。
それまでの証券会社は、
高い手数料で少ない顧客を囲っていました。
しかし私たちは、
低い手数料でより多くの顧客を集めることにしたのです。......

服を買うのもサラリーマンには大切な投資でしょう。
無理をしてもスーツは5着は持って毎日変えた方がいい。
僕はそうしてきました。
その方が長持ちもします。
ぶら下がり(既製のスーツ)は着ません。
いつも仕立ててもらいます。......

飲みに行ったとき、
部下に払わせたり割り勘にしたことは一度もないし、
個人的に行くのだから経費では落としません。
いまでも会社の交際費は、
ものすごく厳しくしていて、
僕自身ほとんど使いません。......

(ケンブリッジ大学留学時)はじめは英語がしゃべれない。
だから、
英国人の学生を誘って、
食べながら会話の勉強をしたわけです。
とてもいい勉強になりました。
家庭教師代と思えば食事代ぐらい安いものです。......

我が家ではずっと、
僕が嫁さんにお小遣いをあげています(笑)。
渡した範囲で賄ってもらいます。
足らなくなったらいつでも言ってきなさいという世界を作り上げました。
だから家内は今でも僕がナンボもらって、
いくら使っているか、......

夫が家庭のお金を管理すれば、
夫婦間の会話も増えます。
電気製品が故障したので買い替えるとか、
子供の学費がどれだけいるとか、
家計の面から自然と会話ができます

インターネット時代に入り、
人と会話せずに商品を買えるようになりました。
そんな人と人とのふれ合いがなくなりつつある時代だからこそ、
企業は「仁」の思想を持ち、
社会的な存在であるという原点に立ち返るべきだと思っています。
「仁」とは、......

ストレスを抱える人が多いといわれる時代ですが、
ストレスが生じる理由のひとつに、
高望みしすぎるということがあるのではないでしょうか。
バラ色のストーリーを描きすぎるということです。
ものごとは9割方うまくいかないものだと考えればいいのです

全体戦略は、
グループ一丸となっての一つの戦略です。
自分が拠って立つマーケットがどういう性質かという点をしっかりと認識し、
全体戦略を考えなければいけません。
そのためにはまず、
自分の分野を徹底的に勉強して、......

私はお金に対しては非常に淡泊であることを基本姿勢にしてきました。
これまで一度たりとも自分の報酬、
金銭的待遇を巡って自分の側から交渉したり、
人と争ったことはありません

シナジーとは、
経営戦略において、
事業や経営資源を適切に結合することによって生まれる相乗効果のことです。
シナジーを追求することは、
事業を進めていく上で大切なキーワードとなります。
私は、......

悩む私の脳裏に、
ふとひとつの言葉が浮かびました。
若いときから親しみ愛読してきた論語の中にある言葉です。
「徳ある者は必ず言あり、
言ある者は必ずしも徳あらず」。
この言葉の前半は「徳の高い者は必ず自分の主義主張、......

一気呵成に海外展開をするためには、
現地トップを海外の優秀な人材にするべきです。
グローバルな発想かつグローバルに情報を集めて展開させなければなりません。
日本人がトップに立ち、
海外で事業を進めようとしても、
現地での人脈もなく、......

人は様々な原因で落ち込みます。
しかし、
そういうときに「これは自分への試練だ。
天が与えてくれた試練だ。
これを克服してこそ、
より強い自分になれる。......

人を動かすには率先垂範が必要。
そして褒めることも大事です。
私は部下が仕事で失敗したときも、
なるべく勇気を与えるような叱り方を心がけています。
たとえば「お前ほどのやつが(なぜこんな失敗を)」という言い方をします。
上司も言葉を選ばなければなりません

中国古典は読んだ人によってさまざまな響き方をします。
また、
同じ人であっても直面している問題の種類、
経験の深さ、
人生の時期など、
その時々に応じてどの言葉に気持ちを動かされるかは異なってきます

ストックオプション、
株式の新規公開でいちどに大きな利益を得た人が、
その後、
他人に対して傲慢な態度をとってしまうのを見て、
「お金って怖いなあ」と感じたことが何度もありました