名言大学

最近のテレビ業界では、
解像度云々といった数的な進歩はめざましいのですが、
性格、
質といいった面でのイノベーションではパッとしていません

スジのよさを見分けるのが大事なんでね

やはり、
一番大事なことは、
みんなが「故障を起こさないいいものをつくるんだ」という気構えを持ち、
それに向かって行動することです

また小さい会社をつくって、
思いっきりやりたいね

大きな会社と同じことをやっていたのでは、
われわれはかなわない。
しかし、
技術の隙間はいくらでもある。
われわれは大会社ではできないことをやり、
技術の力で祖国復興に貢献しよう

(トランジスタラジオを開発し、
海外市場を開拓して大きな利益を得た当時を振り返っての発言)国内メーカーも1年か2年ほどのギャップで追いついてきた。
かくて日本は世界最大のトランジスター製造国になったのは良いが、
たちまち乱売がはじまり、
トランジスターラジオの安値競争は世界的に有名になって値段はどんどん下落した。
新しいマーケットを開拓する努力をせず、......

ひとつ、
優秀なる技術者の技能を最高度に発揮せしむべき、
自由闊達にて愉快なる理想工場の建設

なぜ、
そういう考え方をするのか。
そんな数年後ではない。
1990年や、
2000年でもなく、
2010年、......

真の技術は、
より多くの人のためにこそ生かされるべきじゃないですか

積み重ね方式でこれができたからこれにしよう、
その次はこれをやろうというのでは、
到底出来っこないですね

(ソニー社員だった江崎玲於奈氏がエサキダイオードのトンネル効果理論を発表した当時を振り返っての発言)米国の方々の会社から招へいがあったが、
江崎君と相談の上、
江崎君の今後の研究を本当に生かす最善の方法としてIBMに移ることを決めた。
世間では喧嘩別れをしたのと、
どうのと大変やかましいことだったが、
私はあくまで彼の才能を伸ばせるだけ伸ばすための処置だった

過当競争も日本には良い刺激剤と考えるべきかもしれない

私からソニーを引き去ったら何も残らない。
また残らなくても少しも悔いないどころか大変満足に思っている。
私のやりたいこと、
私の夢を実現させる場がソニーだったのだ。
また幸いそれを実現させることが今日までソニーにとってはプラスになってきた。
夢とわがままは当分続くことだろう

私は盛田(昭夫)君以下のこの上ない良いメンバーに囲まれて生きてきた。
この人たちは無謀にも近い私の夢を実現させて楽しませてくれる。
こんな幸福は世の中にそんなにあることではないと信じている

(最初に開発した机ほどの大きさのテープレコーダーを、
トランクほどのサイズまで縮め、
価格も前モデルの半額で提供したところ爆発的に売れたことを振り返っての発言)私はこのとき新商品の開拓の困難さと、
それが成功するといかに強いものであるかということを十分に味わった

企業にとって重要なのは発明より革新なのだ。
その革新は実はたわいのない夢を大切にすることから生まれる

(部下に語った言葉)中小企業の社長になったつもりで考えろ

トランジスターの歩留まり5%、
つまり100個こしらえて及第するのが5個になったとき、
ラジオの生産に踏み切った。
当たり前の企業家だったらこんな無茶な計画は立てるわけがない。
しかし、
歩留まりは必ず向上する目算があったので、......

技術革新のネタは企業や大学でなく市場にある

我が社には組織がない。
今日の組織は明日の組織ではなく、
明日の組織も明後日はどうなるかわからない。
だから組織づくりといえば、
毎日が組織づくりである。
いや毎日、......

まあ、
人類の文明がこれほど発達したのは、
言葉と道具の力が大きいと言われています。
男がメカ好きなのは、
それの延長で、
生まれつき備わった特性と言えるんじゃないですか

目標を家庭用に置いたのは、
絶対に普及するんだ、
やがてテレビの横には必ずビデオが置かれるんだ、
という信念があったからです

筋がよいというのは一つの大きなポイントで、
まして、
新しい仕事を手がける時はこの筋の良さ、
悪さを見抜くことが重要です

再生専用でいいからステレオ回路をつけた小型カセットプレーヤーがほしい

創造力のある子にしたければ、
幼児の空想に口を挟まない

常識と非常識とがぶつかり合った時にイノベーションが生まれる

どんな人が参画するかによってその成否が決まる。
人それぞれの個性と能力を活かして体制を作らなければ、
その集団が本気になって仕事に取り組めない

ソニーにしかできないことを、
ソニーがやらなくなったら、
ソニーではなくなる

私はこれまでいろいろなモノをこしらえて商売にしてきたが、
たいてい軍とか役所とか放送局のもので与えられた仕様書によってつくったモノばかりだった。
それで何か大衆に直結した商品をかねがねやってみたいと思っていた。
大衆は製品の厳しい審判官であり、
正しい評価をするものだと信じていたので、
大衆商品は一番やりがいがあるような気がしていた

トリニトロンの考え方は、
非常に筋がよいという感じを持ちました

未来を予測するということは、
あんまり意味ないんじゃないかと思うのであります。
未来ってのは、
作り出すものです

私は「説得工学」という言葉を発明したつもりなんだけど、
自分がいいものに気がついたと思ったら納得するまでやって、
上司も納得させなければならない

もっとポータブルにすれば必ず売れる

・・・そして、
テープレコーダーをこしらえて、
ほうぼうもって回ったんですが一向に買い手がつかない。
そこで思い至ったわけです。
マーケットをこしらえなければならないと

デジタルだ、
アナログだということは道具だてに過ぎない。
今日明日のことをどうするかと言うことも大切だが、
ニュー・パラダイムの意味をもっと大きく考えて欲しい

いかなる事態が起きようとも、
ソニーを愛する人たちによって、
このソニーは守られてゆくのです。
そこにこそ、
真の繁栄があり、
日本の国益もあるし、......

やるなら初めから

「やろう!」という意欲を引き出すためには、
トップが説得する努力をすることも必要です

PCL(写真化学研究所)では本職の録音の研究もやったが、
ネオンをつくってパリの博覧会に出品するなどかなり勝手なこともいろいろやった。
日本のためになる仕事なら、
直接会社の事業とは関係のない研究でも大目に見てくれた。
私利私欲のためにすることはよくないが、
新しい技術の発見は国家的にもプラスであり、......

盛田会長が「ビデオ元年」と言ったときに、
他社は「何を言ってるんだ」という反応だったけれども、
5年もしたら業界はビデオ一色になりましたからね

もっと大きなパラダイムの転換が必要なのであります

我々は、
コンスーマー商品にこそ、
その時々で一番高度な技術を注ぎ込んできました

商売にならないようなものを商売にしていくということが、
私どもの進歩というか、
ブレイクスルーである

他人がやらないことに全力を注げ

両親がひたむきに生きる姿自体が、
どんな幼い子にも素晴らしい影響を与えるのです

人柄や能力は、
子供のころの体験が大事。
好奇心や冒険心を育てることが、
豊かな人間を作るのだ

一粒の麦も、
地に落ちてはじめて多くの実を結ぶ

ものの種類であれ、
つくり方であれ、
売り方であれ、
新しいものを考案しよう

革新は、
実は、
たわいのない夢を、
大切にすることから生まれる

トライ・アンド・エラーを、
繰り返すことが経験、
蓄積になる。
独自のノウハウはそうやってできていく