人物
ボードレールが、
彼らこそ唯ひとり真の旅人と主張する、
出かけるために出かける人たち、
また、
そんな様子を見せる人たちは、
た・・
ばかな、
味わってはならない快楽などあるものか!
悔悟(かいご)の鍬(くわ)で耕された心には、
とかくもっと悪い欲望が繁りがちである。
子供というものは、
生まれながらにしてすでにさまざまな性格や気質を負っている、
恐るべき老人なのである。
男にとっては今日一日だけの浮気心にすぎないものに、
女はその一生を賭ける。
情欲は勝利者のない戦闘である。
多くの女性は、
教養があるというよりも、
教養によって汚されている場合の方が多い。
不安を、
ことによっては混乱を引き起こす作品だからといって、
それだけの理由で非難してはならない。
良い不安、
有益な内面の反・・
食卓の周りに座っている子供達が、
そのまま(我々の)全人生なのである。
我々は彼らと同じに、
人生の最も些細な心掛かりと最も・・
フランソワ・モーリアック(モリヤック、Franois Mauriac 発音例, 1885年10月11日 - 1970年9月1日)は、フランスのカトリック作家。息子にクロード・モーリアック、外孫にアンヌ・ヴィアゼムスキーがいる。