名言大学

今から一年もたてば私の現在の悩みなど、
およそ下らないものに見えるだろう

短い人生は、
時間の浪費によって、
いっそう短くなる

思慮分別は人生を安全にするが、
往々にして幸せにはしない

無知が故意の場合は、
犯罪である

結婚生活には苦しみが多いが、
独身生活には楽しみが無い

家庭の幸福のために貯えられる金は、
一番よい使い方をされる

我が家で安らかな幸せを味わう。
それがすべての野心の目指す結末である

多忙という威厳をまとった怠惰に、
人は何よりもたやすくひきつけられる

もしある人が自分の不幸な出来事について話したら、
そこには何か楽しんでいるものがあると思って差し支えない。
なぜならば、
本当に惨めさだけしかないとしたら、
その人はそんなことを口にしないだろうから

あらゆる出来事の最もよい面に目を向ける習慣は、
年間一千ポンドの所得よりも価値がある

賢者には、
2つのタイプがある。
1つは物事を知っている者。
もう1つはそれをどこで見つけるか知っている者である

言葉とは、
思想の衣装なのだ

金を浪費する者、
貯蓄する者は共に最も幸せな人々である。
なぜならば、
両者ともその行いを楽しんでいるのだから

困難というのはたいていの場合、
自身の怠情が原因である

神様ですら、
この世の終わりがくるまでは、
人間を裁こうとはなさらないのだ

自信は大事業を行うための、
一番の必須条件である

友情というのは、
いつも修繕し続けなければならないものである

死に方など、
どうでもいいのだ。
問題は、
生き方である

勤勉と熟達があれば、
不可能なことなど、
この世には、
ほとんど無いのだ

賢者は、
すぐに許す。
時の価値を知っているから、
無駄な苦しみで時が流れていくのに、
耐えられないのである

希望それ自体は幸せの一種であり、
おそらくこの世で得られる最大の幸せだ。
しかし、
快楽の多くがそうであるように、
行き過ぎた希望は苦痛という代償がつきもので、
度を超した期待は、......

黄金のように貴重な瞬間の機会を大いに利用し、
自分の手に届く限りの善きものを掴み取ることは、
人生における偉大なる芸術である

節約なくしては誰も裕福にはなれないし、
節約をちゃんと出来る者で貧しいものはいない

誰もが、
自分の考えている本当のことを発言する権利を有するし、
誰もが、
それを破壊する権利を持つ

人生には、
友情よりも気高い快楽はない

家庭の幸福があらゆる野心の到達点である

人生は次々の享楽ではなく、
次々の欲望のうちに終わる

音楽は背徳を伴わない唯一の官能的な愉しみである

若い時は、
人々の意見で善悪の判断をするのが普通である。
年を取ると、
自分の何の物差しもないのに興味本位で振る舞い、
その上、
何の徳があるわけでもないのに恥ずかしさを感じない

人生を過ごすうちに新しい知人を作らないなら、
やがて独りぼっちになるだろう。
人間は常に交友関係に手を入れておかなければならない

恋は愚か者の知恵であり、
賢人の愚行である

全ての人を称賛する者は、
誰をも称賛しないとのと同様だ

残酷物語ほど関心を喚起するものはない。
敵がいかにして子供を惨殺し、
処女を強姦したか、
というニュースの報道で失敗することはまずない

我々は、
我々がよく知らない人たちを信じがちである。
というのは、
彼らは我々をけっして欺かないからである

お互いの臆病が我々を平和に保つのだ。
もし人類の半分が勇敢で、
半分が臆病だったら、
勇敢なものは絶えず臆病者を打ち負かすだろう。
彼らは絶え間なく闘っているだろうから。
けれども、......

辞書は時計のようなものだ。
いい加減な辞書なら無いほうがいいし、
最もよい辞書でも完全に正しいと期待することはできない

釣り竿は一方に釣り針を、
もう一方の端に馬鹿者をつけた棒である

賞讃は借金を背負い込むようなものだ、
だが、
へつらいは贈り物だ

愛国主義は、
無頼漢たちの最後の避難所である

国のためというのは悪党の最後の言い逃れである

すべての反論を封じてからやろうとするならば、
何事もできないだろう

収入を内輪で使いなさい。
年末にはいつも幾らかの余裕を残すようにしなさい。
収入よりも支出を少なくするようになさい。
そうしている限り、
一生たいして困ることは絶対にありません

金のために結婚するものは悪い人間であり、
恋のために結婚するのは愚かな人間である

レジャーと好奇心は人類に有益な知識を発展させる。
しかし、
つまらない争いごとや、
骨の折れる仕事からはなにも生まれない

愛は愚者の知恵、
そして賢者の狂気

些細なことなのに大げさに言うのに慣れてはダメだ

年を経るごとに新しい友人を得ることができないと、
必ず孤独に悩まされるようになる。
常に友情の手入れを怠らぬことだ

幸福な過程はあらゆる事業と努力の目標である

大偉業を成し遂げさせるものは体力ではない。
耐久力である

人類の成し遂げたあらゆる大工事の成果は、
辛抱強さと何事にもめげぬ、
たゆまぬ努力がもたらした好例である

サミュエル・ジョンソン(Samuel Johnson、1709年9月18日(ユリウス暦9月7日) - 1784年12月13日)は、イングランドの文学者(詩人、批評家、文献学者)。「英語辞典」(1755年)の編集で知られる。