「多忙は怠惰の隠れ蓑である」と、何回でもじぶんに言おう

人間と人間のつながりは、程度の差はあっても、誤解の上に成立しているものです。お互いに自分でもわからぬ謎をもって生きている以上、当然のことだと言っていいでしょう。善意の誤解の上に、恋愛や友情は成立すると言っていいと思います

日記は、孤独な人の打ち明け相手、慰安者、医者である。

（人に真に好かれるには）相手を楽しませようとするより、むしろ相手とともに大いに楽しむのがよい。

後継者を自分一人で選んではならない。どうしても20年前の自分に似た者を選びたくなる

今の僕が思っているのはむしろ未来より過去。「筒井康隆が、昭和初期に戻って、こういう作品を発表したらどう思われるのか」。新しいと思われるのか、メチャクチャだと思われるのか、若書きだと評価されるのか。そこに興味がありますね。谷崎潤一郎が、森鴎外が、夏目漱石が読んだらどう思うかとかね

知らないことを知っているふうに言うのはよくない

愛情がたっぷりあれば、どんな罪でも償える。

一人で過ごす静かなひととき、瞑想、祈り、音楽、考えたり読書したり、勉強したり働いたりというような心を集中させる作業。そ・・

この泥沼には　まだ華ひらかぬ　はすの根が　しずかに息している

時間は過去を忘れさせる三途の川の水だといわれるが、旅の空気もそういう種類の飲みものであって、そのききめは時間の流れほどには徹底的ではないにしても、それだけにいっそうてっとり早い

ストレスをためる人生より、ストレスをためない人生を選ぶことが、幸福につながる。