この世は無常迅速というてある。その無常の感じは若くてもわかるが、迅速の感じは老年にならぬとわからぬらしい。

愛してる人に、愛されてる人がかっこいい

ナポレオンが、敵をあたかも緒戦において完全に撃破するという意向を抱かずに出征したことは、今だかつてなかったと言ってよい。

いだかれて　ありとも知らず　おろかにも　われ反抗す　大いなるみ手に

日本伝統の恋愛には清潔感が有る。忍ぶ恋、静かに燃える愛は美しい

人間は栄えているべきなり。ひとたび落ち目になれば友などというものはなし。

（ある事で）人の興味を引こうと思えば、まず自分が本当に（その事に）興味を感ずることが必要だ。

私は二つの顔を持つヤヌスだ。一面の顔で笑い、一面の顔で泣いている。

熱意は力なり。必ず到着せんとするところを指せる、一種の引力なり。

たとえ恋愛がうまくいかなくても、それで「ほかのことはすべて意味がない」とか「私は無価値な人間だ」と考えてしまうような思・・

私はどちらかというと軽ろみのある明るいものを好んで書いてきましたが、『恋歌』で厳然とした史実に取り組んでみて、歴史上の人物を自分なりの解釈で描く道も広がったように思いますね

恋のない結婚のあるところには、結婚のない恋が生まれることだろう