立身行道は孝の終わりと申す教えにても相守りたく

僕はよく、こんなことを社員に言っています。「おまえたちは自分の能力を全然発揮していない。人間は普段、自分の能力の３％しか使っていなくて、残る９７％の能力は眠っている。眠っている能力を覚ませ」と

人間は短い言葉が大事だ。人間は短い言葉によって感奮興起していく

生命は力なり。力は声なり。声は言葉なり。新しき言葉はすなわち新しい生涯なり

自殺は殺人の最悪の形態である。というのは、それは（殺人者に）後悔の念を起こさせる機会を少しも残さないからである。

みんないつかは死ぬし、死ぬ時って一瞬ですよ。そんなことを心配するよりも、大事なのは今を楽しむことです

人生とは危ない冒険か、何ものでもないもの。そのどちらかでしかない。

（人間国宝の中村又五郎氏について語った言葉）又五郎のおじさんには小さなころからとてもかわいがっていただいたんですが、『佐倉義民伝』にお願いして出ていただいたときは、体力もなくなっておられました。甚兵衛が宗吾を力いっぱい引きとめるシーンなどでは、その力が入らない。でも客席で見ていた女房は“おじさんは万力で止めているように見えたって言うんですよ。芸の力って大きいですねえ

大人数の飲み会はその場しのぎのホステスのようになって、後悔するから行かない

凡庸な人間が自然を模写しても決して芸術品にはなりません。それは彼が「見」ないで眺めるからです

ムリして前向きな気持ちを取り戻そうと思う必要はない。「人生とはこういうもの」そう割り切れば、もっと心穏やかに生きられる

職業に貴賎はないが、人に貴賎はある。大事なのは職業ではなく、その人間の実質。そういう時代になりつつある