いつ終わるか分からないその命を何に使うだろうか。使命とは「命を使うこと」

人間がもし孤独を楽しむ演技をしなければ、率直におのれの内面と向き合うならば、その心は必ず、ある存在を求めているのだ。愛に絶望した人間は愛を裏切らぬ存在を求め、自分の悲しみを理解してくれることに望みを失った者は、真の理解者を心のどこかで探しているのだ

昔はよほど物好きでなければ、カウンセラーにならなかったですよ。食べてはいけなくても、この業界でなければ生きていけない、という人が残っていました。重たい仕事ですから、普通では付き合えないですよ

私の家が裕福で資産があり、それを元手に会社を設立したのであれば、オーナーとして余裕のある経営ができたでしょうが、創業時はお金もなく、実務経験もありません。黒字化は緊急課題だったのです。幸い、全員で必死の努力を重ねた結果、初年度から黒字決算になりました

私はなにか善を行おうとする希望を持ち、そこに悦びを感ずることもできる。だが同時に、悪を行いたいとも思い、そこにも悦びを覚えることができる

芸術のための芸術は、一歩を転ずれば芸術遊戯説に墜ちる。人生のための芸術は、一歩を転ずれば芸術功利説に堕ちる

（記者発表当日）何となく緊張しますね

文学は、他の芸術と同様、人生がそれだけでは十分でないことの告白である。

そもそも僕は、「限られた人間にしかできない」ものなどこの世にそうはないと思う

楽曲は、「生まれる」というのが一番正しいんだろうな。書く、作る、より「生まれる」が良い。命が宿っているから、育つ

あなた（稲葉さん）がいなければ私は普通のおじさんになっていたでしょう

人間を主役か脇役で分けるクセがあったと言ったじゃないですか。人生40年も生きた今なら自分がエキストラ側の人間だったって分かる