私に若年が二回、老年が二回あれば、私の過失を改めることが出来るだろう。

人間というのはいつだって、自分が死ぬことを棚に上げている

成功とは人生を自分らしく過ごせることに他ならない

武士はいざという時には飽食はしない。しかしまた空腹で大切な事に取り掛かることもない

皆のために自発的に命を捨てること、皆のために十字架にのぼり、火刑の火の中に入ることは、個性が最も強度に発達したときに初めてできることである

われわれが、死や恐怖に対して恐れをいだくのは、それらを知らないからです。それ以外の何ものでもない

この世は偶然に満ちている。だから人間は人工管理の街を造った。でも、街はいづれ老朽化し、その隙間から、追い出された偶然がまた顔をのぞかせる。カメラにはそれが美味しい

生ある者は必ず死あり、平生臨終の時と思わば臨終の時は平生なり。

私は第三者を愛するために夫の目を盗んでいる女には、恋愛を感じないことはない。しかし第三者を愛するために子供を顧みない女には、満身の憎悪を感じている

少女とオバさんの間に「女」の時期がある。それが３０歳だと思う。

無能を並みの水準にするには一流を超一流にするよりも、はるかに多くのエネルギーと努力を必要とする

妻は、若い夫にとっては女主人であり、中年の夫にとっては友であり、老年の夫にとっては看護婦である。