お金だけあってやりたいことがないのってつまらない。

壁がないとイヤなんだ。普通にただ単純にサッカーをやっているのは、落ち着かない

今の日本のスポーツ界は、派閥とか縦社会でもがいている指導者が、とりあえずそのポジションに据えられているところがあります。企業もそうでしょう

スルーする力を・・って人がいるけど、別にそんな力いらないね

（リーチザクラウンについて）別に逃げていいんじゃないですか、逃げたらだめなんですか？

野村さんは阪神での3年間、「弱者が強者に勝つ野球」というものを標榜されていたそうだが、私の場合は「弱者を強者にする野球」だ。野村さんといえばご存知ID野球。野球は考えるスポーツ、頭でやるスポーツとして捉え、指導していくスタイルの人だが、私が阪神で選んだのは端的にいうと体の野球だ。これはどちらがいいとか悪いとかの問題ではなく、弱いチームの選手を鍛えて、戦っていくための順番として問題として考えてもらえればいいだろう

家族の存在も大きいですね。妻や娘にかっこいいところを見せたいという思いも、原動力になっています

常に勝つのは不可能だからね。でも勝利に必要なことを知るためには、時に敗北も重要なんだ。

やっぱりうまくいかないときに嫌だなって思ってしまうこともあるんですけど、そういう時にも、『じゃあ何で私はサッカーやっているんだろう？』と考えた時に、やっぱりサッカーが好きだからっていうところにいつも戻るんです

悔しい思いの後は頑張れるので、それで成長できている。

いつも必ず自分に勝てる人間なんて、そうそういるものではない。大切なのは、自分に負けたとき、「もっと強くならなければ」と願うことだ

どんなに経験を積み重ねて、似た場面を分類できたとしても、正解はその都度違うんですから。ただ、選択肢のなかに、正解が含まれている率は経験によって高まるんだと思います