人間というものは、不幸のどん底にいるときでも、たいそう見えをはることがあるものです。

青年よ、若き君たちよ！　つねに正義とともに立て！　若き君たちの胸中から、正義が消え失せてしまえば、その行く末は、社会の・・

人生の目的は、すべてをやりとげることではなく、その一歩ずつの過程を愉しみながら、愛情のある暮らしを送ることにある。

思うようにいかず大変なことを語るよりも幸せなことを数えて生きていきたい

なぜ、このように悪口が絶えないのか。人々は他人のちょっとした功績でも認めると、自分の品位が下がるように思っている

(売れる前のライセンス井本に対して) 偉そうに言うつもりはないけど、俺といる時はエエもん食べろ。自分で食べる時はお金ないねんから安いもの食べろ。一番上と一番下を知ることで人間としての幅が広がるから

どんなに正しいことを言っても、定着しないと意味がない。毎日たばこを吸っていた人に、「明日からは一切やめろ」と命令しても、陰で吸うでしょう。これと同じで、悪弊を急にやめさせようとすると、禁断症状が表れます。つまり、社員のモチベーションが低下するなど、混乱が起こります。それを避けるため、時間をかけて文化を変えていきます

子どもを一芸に秀でた人間に育てるには、まず子どもがなるべく小さい内に、大きくなったら何になりたいかを聞くことです

私が小説を書く目的はただ一つです。個々の精神が持つ威厳さを表出し、それに光を当てることです

家族を食わす。これは夫として父親として最低限しなければいけないこと。芸人辞めようが何やろうが家にお金を入れなアカン

世の中には、生まれながらにすべてを知りつくしている人はまれで、よくよく心がけて聖人になっていくものだ。事柄の大小にかかわらず、適任の人を得られればかならず治まる。時代の動きの緩急に関係なく、賢者が出れば豊かにのびやかな世の中になる。これによって国家は長く命脈をたもち、あやうくならない。だから、いにしえの聖王は官職に適した人を求めるが、人のために官職を設けたりはしなかった

如何(いか)に小さな存在であっても、われらは疑うこともなきたしかな存在であるところに、一瞬の生命のいよいよ尊きことが知・・