名言
予、三宿して昼を出ずるも、
予が心に於いては猶お速しと以為えり。
王よ庶幾わくは之を改めよ。
王如し諸を改むれば、
則ち必ず予を反さん。
夫れ昼を出ずるも王は予を追わざりなり。
予、
然る後に浩然として帰るの志有り。
予、
然ると雖も豈に王を舎てんや(三日で昼を出たのは早すぎるくらいだ。
もしも宣王があの後思い直して使者を送ってくれば、
私は喜んで引き返す。
すると、
斉の民は豊かになる。
もしも、
あの後使者が来なくても、
私は宣王を捨てない。
それを考えると、
王の使者が来るのが待ちどうしい)
孟子