この１年は大学卒業を目標に頑張ってきた。一緒にごはんを食べ、スケートとは違った普通の話ができる友達もできた

自分は、シドニーのとき何歳だろう・・練習についていくのが必死で、それどころではなかった気がするんです（笑）

練習ラウンドのハーフ平均スコアは38だった。これでは予選通過は厳しいな、と心の中で思った

運のバランスも重要だ。仕事運を使いすぎると家族運がなくなることがある。そのためうまくバランスをとって、どれも同じように高めて総量を拡大していく努力をする必要がある。例えば仕事運が悪く強ったときは、家族運がいいのだから家族との時間を楽しむようにする。するといつの間にか仕事運も回復する。仕事運が悪いという面ばかりを気にするのか、家族運がいいのだから幸せと思うのか、心の持ちようで運は変化する

ビジネスの世界は先行者たちの努力や苦労の上に築き上げられている。独創的な発想だけで新しいものを作れると考えるのは傲慢以外の何物でもない

朝起きて息を吸う練習をする人がいないのと同じで、本当に優れた経営者は、朝起きて「今日こそコストを削減しよう」なんて言わないものだ

私を天才と呼び、成功者というのは当たらない。何もかも精一杯の努力をしただけだ

目標は幸せとちょっと距離を置くこと。その方が、良いことがあったときの喜びがより強く感じられる

考えてみると、これまでのところ私が心から執着していたのは、生きるという方角よりも、生きられない、という方角に属することにあったのであり、にもかかわらず、一方で、生きるための努力や手続きを中途半端につけながら来たような不本意さがある

軽い気持ちで考え、気軽に設定したような目標は、最初の障害ですぐに放棄することになってしまうのである。

年齢なんて気の持ちようでどうにでもなる

大きな目標があれば、戦略は自ずと生じてくる