名言
22歳のとき、一人で日本中の建築を見て回る建築行脚を行ないました。
大阪から四国、
九州、
中国、
そして中部から東北へと回ったのですが、
とくに広島にある、
丹下健三氏の平和記念資料館には衝撃を受けました。
建築雑誌で見たときはモダンで端正なイメージだったのが、
夜に見るその建造物は、
圧倒的な迫力で戦争の無残さを感じさせてくれました。
やはり知識だけでなく、
自ら体験することの重要性を痛感したのです
安藤忠雄