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誰に教わったわけでもないですから。
自分で見ていた演劇の中から、
青俳を選んだ
蜷川幸雄
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蜷川幸雄
蜷川 幸雄(にながわ ゆきお、1935年(昭和10年)10月15日 - 2016年(平成28年)5月12日)は、日本の演出家、映画監督、俳優。位階は従三位。勲等は文化勲章。桐朋学園芸術短期大学名誉教授、文化功労者。
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蜷川幸雄の名言
しかり過ぎるとお互いの関係を修復するのに一カ月では難しい。だからしからずに、気長に歩き出すのを待つことにした。その方が仕事が早い
若い頃、僕の時間は未来へ向けて無限にあるように思えた。今、僕は終末の時間から逆算する。すると、人も風景も、そう、何もかもが違って見えてくる。僕は、疾走する
男に騙(だま)されるな、騙せ
従順なだけの女にはなるな
なにしてもいいけど妊娠だけはするな
出来るだけたくさんの男と付き合え
経済的にも精神的にも自立せよ
いつでもどこでも男を捨てられる女であれ
僕たち人間は、なんて不器用な生き物なんだろうね。男と女が、人と人が本当に出会うことが、こんなに難しいとはね
舞台での上演は企業で言う商品化に値するだろう。商品価値が高くなければ誰も観に来てくれない
子どもの自転車の補助輪をはずすと、怖がって嫌がる。ちょっと行って、ひっくり返ってすりむく。すりむいて、けがするなとは絶対いってない。努力したことに対してだめだな、とは一回もいっていないはずなんだ。怒ることは絶対ない。だから、勇気をもって、時には手放さないと
妬(ねた)むより妬まれろ
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誰に教わったわけでもないですから。自分で見ていた演劇の中から、青俳を選んだ
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監督作品じゃなくてプロデュース作品だったら、このキャストさんに絶対出ていただきたいっていう人を手当たり次第当たったりしますし、監督としてですと、スタッフはこの人とやってみたいなっていう人は自分からメールしたりとか会いに行ったりとかして、相談しに行くので
笑わせる場合も、演じる側が面白がるのを診せるのではありません。物語自体は悲しいのに、観客として観るとおかしくてしょうがない。そんな作品が最も気高い笑いだと思います
時流というのは恐ろしいもので、一旦大きな波が来ると、海が割れて、土地が山が盛り上がり、新しい世界が現れる創世記みたいな
いつもいろんなことを同時進行して、それがまた楽しい。かなり前向きなんですよ、私
若いプレイヤーが昔のように心から感動したり、感動しきれない。それは、やはり時代でしょう。だけど感動を知らない人生というのは、何か生きている味わいみたいなものがないわけです。感動はスポーツばかりじゃありません。あらゆるジャンルにある。何かに感動しながら日々新たな気持ちで挑戦して行く。これこそ生きる上での一番の王道と言えるのではないでしょうか
本当に作りたいものを作って、やりたい事をやって、好きな人に好きと言って、愛している人に愛してると言わなければならない。当たり前だけどそう思う。その他をやっている時間はないんだよ
僕は脚本家だし、脚本家が作った映画というスタンスは崩れないし、崩さないつもりではいるんですけど、それ以前に自分はいち映画ファンだという割り切りが、どこかでできたんだと思うんです
平田は当時の僕の分身です。「俺はいい映画を撮って死にたいんだ」って、あの頃は本気で思っていましたから!まあ20年前の自分なんて、ある意味別人ですよね(笑)
現代の諸悪は人間自身が招いたものであり、したがって、人間自らが克服しなければならないものなのです。
最初、役慣れしない頃は低い声、いわゆる男らしい声を出さねばという意識がありましたが、慣れると声の高い低いじゃなくて雰囲気なんだなとわかったので、後半ではお岩が低い調子、小平が高い調子。小平は女っぽくならない程度に張りました
皆が隣人を救うのなら、救済のない 人は存在しない
『熊谷陣屋』なんですけれど、相模の入りから通して演ったんです。あの暑い夏の京都で。それまであんまり忙しかったこともあって、ぼく、ノイローゼ気味になりました