生き方にルールなんてない。あるのはいつも、ヒントだけだ

(LGBTについて）初めて話したのは高校一年生のとき。父に言いました

日本が占領時代を通じて多くを学んだように、なぜアメリカは今日本に対する敗北から学ばないのか

人間は善意の生きものですから、自分を啓発する力を誰もが秘めています。それを引き出すきっかけや仕かけがその場にあるか。セブン―イレブンの場合、自分で責任を任され、成果を出していく経験が自己啓発力を引き出しているのです

天はチャンスを与えるときに、必ずピンチを添えて与える

人間と地球の関係を切り離して考えられない新たな世紀に入った

リーダーシップに一番必要な資質は勇気だと思う

今考えてみて幸いだったのは、セブン-イレブン設立時に集まったのが素人同然の社員たちだったことでした。これが小売業の経験者だったら、日本でコンビニエンスストアのチェーンを立ち上げるなど無理だと考える。でも、社員たちは、私がこうやろうといったことに対して素直に応じてくれました

考えてみると、自分一人でコツコツと仕事をやっていくのならいくらかずつでも積み重ねていけるが、大きくやろうと思って人を使って事業をやるには自分はまだ資格ができていない。真珠をやろうとしても、御木本（日本の真珠王、御木本幸吉）という長年苦心して築いた人と競争しなければならない。船をやるにしても、砂原で船をこしらえるようでは本格的な造船所と太刀打ちできるわけがない。自分はまだ２０歳代で判断力もいかに乏しかったことかと深く反省した

スポーツトレーナーを目指していた私が、トレーニングに対する進路を大きく変える出来事があったのは、20歳のとき。成人式のために日本に一時帰国した際、髪型もメイクも服装も同じような女の子ばかりが目についたんです

運が良かった

ビジネスとは結局のところ、論理よりも主観の勝負です