我々は往々にして多少風変わりなところがあり、人生もまたそういった節がある。そしてあるとき、我々は他者のなかに自分の異様さとよく似たものを見つけて、そのなかに加わろうとし、落ちてゆく。それを、愛と呼ぶのだ

デモクラシーの社会的更新は、その勝利の前提と保証である

一方的な選択を過去から現在、そして未来へ持続していこうとする一貫性が、その人間の人格ということになる

恋愛は非論理だから素敵なんです

日本という国もこれからは富まずともアジアのため、世界のために役立つような生き方をするべきではないかと思うのです

愛するという気持ちの底には、言うに言われぬ憐憫の情がある

私たちは、「お金がないから」とか、「時間がないから」という理由で、いろんなことをあきらめています。でも、お金がなくても旅行することはできますし、新しいことを学ぶこともできます。大切なのは、どうしてもやりたいという情熱と、それをする方法を思いつく想像力です

結婚に成功する最も肝要な条件は、婚約時代に永遠のつながりを結びたいという意思が真剣であることだ

表現するための原石は、無尽蔵に記憶の中に隠されている

（恋愛とは）所詮幻影であり、永遠の恋などは嘘の骨頂だとわかっていても、それをするな、といい得ない性質のものである。それをしなければ人生自体がなくなるようなものなのだから。つまりは、人間は死ぬ、どうせ死ぬものなら早く死んでしまえということが成り立たないのと同じだ

人生はあまりにも短く、そして退屈し浪費した時間は決して取り戻すことができないのだ

放蕩者──快楽を追求するのも結構だが、あまり熱心に求めたので、不幸にもそれに追いついた人間。