名言大学

1日の仕事を能率よくやるには、
助走という考えを取り入れるといいかもしれない。
あまり気が乗らないが、
容易にやってのけられる仕事を助走としてまずやる。
次いで人からは難しく見えても、
熱中して楽しく仕上げられる仕事をやる。......

本物の自信は、
ぬかるみに足をとられて、
つけていくもの

志茂田景樹

1%の希望を見つけてください。
それは時間とともに輝きを増して99%の絶望を消し去りますよ

途中で、
これではつまらないと自分で思って、
また、
他人に言われてやめてしまうことがいちばんいけない。
その繰り返しになるだけです。
まずは仕上げてみましょう

志茂田景樹

自分という人間はこの世でたった一人。
その一人である自分を、
どんな時にも貫いていきたい

仕上げて得られる達成感が、
次の創作への意欲に変わります。
中途放棄は、
やらないことと同じです

志茂田景樹

何かことを始めるにあたって、
度の過ぎたものでない限り不安は持ったほうがいい。
不安は様々な局面を想定させ、
それへの備えを整えてくれる

志茂田景樹

自信を持っても、
自信家になってはいけない

志茂田景樹

チャンスは日々を無為に過ごす人を避ける。
自分の目標をしっかり定め、
そこへの道筋を真剣に求めてみよう。
その道筋にチャンスは現れる。
それを素直に掴むだけでいい

苦しみを解消するには時間がかかる。
その前に大切なのは和らげること

失敗や試行錯誤を厭わず、
たゆまず努力していく先に成功が待っている

運は努力に対する、
ご褒美

おだてれば豚も木を登る。
人がおだてられて登るのは、
自尊心の梯子のような気がする。
肝に銘ずべきはおだててくれる人より、
その梯子を外そうとする人のほうが多いこと

志茂田景樹

大きなことを続けて失敗が続いたら小さなことをやってみる。
小さなことを続けて成功が続いたら大きなことをやってみる。
この切り換えは、
負のリズムに陥ることを防いでくれる

周囲の同年頃の人たちを見て、
みんなこうだから自分もこれでいいや、
ではなく、
自分はどうするかが大事です。
そう思ったときが常に出発点です

志茂田景樹

世の中の変化が速い今は、
10年前の実績はなかったに等しい

志茂田景樹

いちばん優れた先輩は、
後輩が盗みやすいように黙って仕事をやって見せてくれる人である。
手際よく急所を押さえた仕事を見ていれば説明はいらない

人にバカにされたことを流せないのは、
その通りだと自分自身をバカにしている、
もう一人の自分がいるためです。
他人がなんと思おうが、
これならいけるというものを見つけ、
しっかり継続させていくことです。......

志茂田景樹

個性を出す最良の方法は、
何事でも好きになって継続することである。
無理なく個性が光ってくる

志茂田景樹

腹は立ててもろくなことがないから立てないように自戒する。
それよりも立てられるほうが怖い。
立てられないためにはもっと深い人間観察が必要である。
それによってその人の逆鱗がどこにあるかがわかってくる。
それに触れなければいい。
逆鱗はその人の生涯の負い目であることが殆ど

幾つかの選択肢から一つ選ぶのはいい。
しかし、
その一つを熟考しなければいけない。
そこからまた幾つかの選択肢が生まれる。
熟考を重ねるとはそういうことで、
珠玉の結論に至る道筋である。......

志茂田景樹

決断は最後の結果を、
天命に委ねて迷わず行動に徹することで、
それが最善の結果につながる

成功するのにたいした秘訣はない。
他の人が理屈をこねている間に、
さっさと粉をこねればいいだけのことである。
理屈をこねても時間の無駄になるだけだが、
粉をこねれば団子になる

今という充たされない状況から、
一刻も早く抜け出そうとするより、
その状況の中で小さな希望を見つけてみる。
それを大きな夢に変えて目指すほうが近道になる

人は世に認められたいと願う。
特に芸術畑の人はその一心で作品に賭ける。
一時期もてはやされ、
やがて忘れられる人もいる。
不遇のまま終え、
死後、......

幸福は目指して獲得するものではなく、
さり気ない日常の中でふと感じることができるもの

人は自我と自律の狭間でもがいて、
自己の内部で折り合う。
その折り合いが自我のほうに比重がかかっている人は、
クリエイティヴな方面に進むと成功しやすい。
自律のほうにかかっている人は専門職が向いている

好きで何気なくやっていることが、
その人の才能

自分を賢いと内心で思うだけでも、
他人は見下されていると感じるもの。
どんな人も自分にはない賢さを秘めていると常に意識し、
その賢さに学ぼうという気持ちを持つ。
それが伝わると、
他人はその賢い部分を惜しみなく分かち与えてくれる。......

志茂田景樹

鉄は熱いうちに打てというが、
恋愛に限れば熱いうちは結婚を決めないほうがいい。
お互いに打算も働かすことができる、
やや冷めてきたときによく考えて決めるべきである

自分の心を、
嬉しい時には褒めてやり、
悲しいときには慰めてやり、
辛いときにはかばってやる。
すると、
心なんて単純だから気をよくしてどんどん豊かになる。......

志茂田景樹

誰でも苦しくてもがいて、
もうこれが限界だと思うことがある。
でも、
それからが始まりで、
自分でも意識できなかった底力が出番を待っている。
限界だとそこで一線を引いてしまったら底力は出ようにも出る幕がなくなる。......

志茂田景樹

耳に心地よい言葉はその場限りのものが多いが、
いちばん聞きたくなかった言葉は、
腹の底を割って話してくれた忠告の場合が殆どで、
時間が経つほど身に染みる。
今も昔も良薬は口に苦いもの

時流に乗るのは悪くないが、
降りぎわを誤ると元も子もなくすことになる。
まだ行けると思えるときが降り時

志茂田景樹

草は枯れて地に伏し、
自分が産み落とした実を凍えぬように抱く。
人は生あるうちに我が子をひしと抱きしめ、
愛情の貴さを伝えられる。
草よりなんと楽で恵まれているだかろうか

師を超えたと思ったときからつまづきが待っている。
超えたのは技量だけに過ぎない

志茂田景樹

昔話には残酷な場面がよく出てくる。
その負の場面を通して、
実は優しさや弱者を思いやることの尊さを伝えている

志茂田景樹

仕事の愚痴はこぼしてよい。
こぼして解消すれば尚よい。
しかし、
際限なく愚痴をこぼす人間は、
仕事がまったくできないか、
ほとんどしない者とみていい。......

子の手本になろうという心掛けが子育ての原点

不安がないのは高を括っているからで、
取り返しのつかない失敗を招き寄せる。
初心を忘れない人は不安の効用をよく知っている

小さな仕事を雑にやると、
大きな仕事にも雑なところが出る。
小さな仕事を丁寧にやると、
大きな仕事が緻密な仕上がりになる

頭の中を同じ考えが堂々巡りしているのは、
完全に行き詰まった証拠。
すぐに考えを変える。
しかし、
前の考えを捨ててはいけない。
並走させて検討していくと、......

志茂田景樹

熟達した技を持つ職人さんは、
他人を羨んだり、
そしることがほとんどない。
他人に関心がないわけではない。
「俺はこれを作るために生まれてきた。
だから、......

志茂田景樹

自分は世の中のためになっていないんじゃないか、
という考え方は駄目だよ。
謙虚にだよ、
自分がちゃんと生きるために世の中はあるんだ、
と考えたほうが正しいの。
今、......

志茂田景樹

何かに取り組んでいる後輩がとても苦労している。
貴方にとってはよく解っている事柄だから、
代わればすぐに片付けられる。
でも、
それでは後輩は育たない。
その苦労が実を結ぶまで見守り続ける。......

志茂田景樹

「今が出発点」 これがずっとぼくの座右の銘です。
いつも今が新しい出発点。
今からでは遅すぎる、
と思い込んだら何も始まらない

志茂田景樹

生き方を年齢というものさしだけで決めるのはよくありません。
ああ、
自分はもう五十か、
六十かと考えて意識を縮こまらせたら、
自分がどんどんしぼんでしまう

今は耐え忍ぶとき、
と自制する判断も大事です。
逆境の時は、
あがかずに自制して力を蓄えて、
スタンバイ状態にしておく。
そうすれば、......

やり直すということは、
今までの歳月をすべて否定することではありません。
五十歳になってやり直すのは、
二十歳に戻ることではない。
それまでの二十年、
三十年が必ず力になって、......

志茂田景樹

コンプレックスなんて無意味だとわかります。
すると劣等感が強みに変わる。
傷つきたくなくて引いたラインを超えて挑戦すれば、
新しい世界が開けます

志茂田 景樹(しもだ かげき) (1940年〈昭和15年〉3月25日 - )は、日本の作家(小説家・絵本作家)、タレント。株式会社志茂田景樹事務所代表取締役。日本文芸家クラブ会長。