名言
敗戦はわが国にとって空前の体験であったが、
いっさいの言論と表現の自由が許されたあとで“戦争というものをふりかえってみればいかにそれが数知れぬ顔を持つ怪物であるかが、
やっと、
おぼろげながらも、
知覚されたのだった
開高健
開高健
開高 健(かいこう たけし/かいこう けん、1930年〈昭和5年〉12月30日 - 1989年〈平成元年〉12月9日)は、日本の小説家。組織と人間の問題を扱った『パニック』『裸の王様』や、ベトナム戦争取材の体験をもとにした『輝ける闇』などがある。また趣味の釣りについて世界各地での体験を綴ったエッセイ『フィッシュ・オン』『オーパ!』などでも知られる。
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