法律上の持ち主は変わっても心の持ち主は変わらない

私は心底、反省した。情報収集を怠り、技術で後れをとった。「石油の時代」がナイロン、プラスチックという新材料を生み、漁業の現場を一変させつつあることに、どうして気づかなかったのか

やっていることが世間の常識と違った場合に、「じゃあ、やめよう」とはならずに、むしろ、やる気が出るのが僕らの特徴

僕は日本にいるときよりは外国に行くともてるんだよ。ストレスも外国の方がないね

リスクを自ら取り込む。リスクがないと社員は成長しない

最近、家族で集まったときに 「兄貴は兄貴ですごいんじゃないかな？」 と思うようになった。確かに社会的に知名度があるのは私のほうですし、私の発言と兄の発言の世の中への影響力は違うでしょう。しかし彼は彼で、私の知らないことをたくさん知っている。自分にできない仕事をすることだってできている。そして小生意気な弟を温かく見守っていてくれていた

テレビショッピング番組で商品説明をするとき、私はまったく緊張しません。何事も、うまくやろうとするから緊張するんです。その点、私はうまくやろうと思っていないから

（失業した際）私は敗北者でシリコンバレーから逃げようとも考えました

アメリカでなぜイノベーションが生まれるかといえば、人材流動性があり、違う産業を見比べることで新たな発想が生まれるからです。たとえば流通と通信とコンピュータの間に生まれたのが電子商取引。ひとつの分野しか知らない人材からは出てこない発想です

人間はロボットより身体的な性能に勝る、最終的にその１点だと思います

官僚でも局長、部長以上になると、既に天下り先を見ている。遮二無二、働こうという気は薄い。ときとして理屈、不満が咲きになる事が多い。そこへいくと、課長、課長補佐クラスは理屈、不満を言わず仕事熱心だ。だから俺はいつもそちらの方に目を向けている

ぼくは毎日のようにこう自問している「今ぼくは自分にできる一番大切なことをやっているだろうか」と