僕がこの職業を選んだきっかけというのは、まず就職難の時代であったと同時に、僕にロクな会社で勤められるほどの才能がなかったということ。さらにテレビアニメを制作しているプロダクションの入社試験が、たまたま僕が卒業する年にだけあって、その試験にたまたま受かっただけのことなんです。基本的に時の運、巡り合わせなんです

21世紀は、発展、開発という力学に追いかけられてきた20世紀の価値観から脱却し、もう一度僕たちの原点を見つめ直す、“日本人としての約束を思い出す時期に向っているのではないかと思っています

その世界で目のある方に好かれるというのは、人生で大切なことだと思います

千昌夫さんの「北国の春」もすごかったという印象があるんですが

若い頃は白黒ハッキリつけたがることも多かったのですが、年を重ねるにつれてグレーであることや曖昧であることは決して悪いことじゃないんだと思えるようになりました

勉強するから、何をしたいか分かる。勉強しないから、何をしたいか分からない

似てねぇよ、消えろバカ

自分の傍らに自分が責任を持つべき命を持つということを、私は選ばなかった。…私にはその方がやりやすかった。赤ちゃんは１日中、毎日１８年間（の育児が必要）。赤ちゃんを持たない方がずっと事が簡単になる。でもそれは簡単に決められることではなかった

遠くは見ない。明日だけを見る

やらなきゃいけない仕事があっても顔を出さないのが俺だった。責任の重さにビビッて、逃げてばかりいたんだ

私は自分の中にそういう部分（自信のない部分）があることを認め、そういうものの為の場所を作り、その上でそこから自分を解放するよう一生懸命務めているわ。だから今の私は以前よりも愛情深くなったし、その対象には自分自身も含まれている

伝えといてよ。これが終わったらもう心配かけねぇからって。俺が終わらせて来るから…待っててって