小学校5年生の夏休みに天皇の玉音放送があった。先生が言う、正しい戦争だと。だから君らも早く大きくなって戦争に参加して、天皇陛下の為に名誉の戦死をしろと。二学期になったら同じ先生の言うことが180度変わった。同じ先生が実はあの戦争は悪い戦争だった、やってはいけない戦争だった、とんでもない戦争だった。新聞やラジオも一学期まで言ってる事と二学期は全く違った。大人たちが、特に偉い大人たちが、もっともらしい口調で言うことは信用できないと。そして国も国民を騙すと、これが原点。それがジャーナリストになった動機になってる