(無名時代に辞めようと思ったことはないの?)一回だけ、(私は)看板女優として一応立ってたんですね。でもある公演に外部から参加してくれた女優さんがいて、その方が出た公演に関しては観に来た人全員が口を揃えて、あの子が良かったねって言ったんですよ。看板の私ではなく。それが本当に悔しいというか、こんなに素敵な人がいるんだったら、私がやる必要ないなと本気で思ったんです。その時辞めようと思って。(では、なぜその時に辞めなかったの?)この役、羊さんの為に書きましたっていうお話しをくださった方がいて、私まだやってていいのかなって思い直したんです。それをやってダメだったら辞めようって。もう一度、立て直したんです気持ちを