いずこに指導原理ありや？　いかなる叡智(えいち)の光ありや？　美(うる)わしくも怖(おそろ)しきは浮世なれ　かよわき人・・

女性の手紙はたいてい、「追伸」の中にいちばん肝心の用件が書いてある。

自分の金、自分の仕事、自分の財産。自分のものと言えば自分のものだけれど、これもやっぱり世の中から授かったもの。世の中からの預かり物である

社員を動かすのは、その社員自身の実感だ。感情と言い換えてもいい。人間は頭で理解するが、感情で動く。説得力とは、とりもな・・

本当の絆とは何なのか。それは、生きていくために、食べていくために力を合わせて働くこと

信仰が人を幸せにすると言われれてきたことの意味がわかった。神にかしずいて謙虚に生きることによって、もはや人への恐怖感がなくなるからだ。ふだんのわたしたちはそれほど他人を恐れて生きている

あらゆる男は、命をもらった死である。もらった命に名誉を与えること。それだけが、男にとって宿命と名づけられる。

起こったことをあるがままに受け入れよ。それが不幸な結果を克服する第一歩である

より高い給料を望むなら、より高い仕事をし、自分自身を捧げることだ

女性が毎日やっている普段の仕事は、大抵、創造的生活や思索的生活、あるいは聖者のような謹厳(きんげん)な生活とは、縁遠い・・

女の天性には母性と娘性があって、妻性はない。妻性は無理に作られたもので、母性と娘性との混合でしかない。

子供は苦労を和らげる。しかし不幸を一段とつらいものにする。子供は人生の煩いを増す。しかし、死の思いを和らげる