ぼくは元来、あけっぴろげの単純な人間を信用しないことにしている。ことにやつらの話がすじみち通ってる場合はなおさらだ

哲学の本質は、真理を所有することではない。むしろ真理を探究することである

愛の無い悪口ほど意味のないものはない

私が悟ったのは、人生にはあまり価値がないということ

見事な人生を歩まれていると思える先輩方の中には死生観を定めている方がいる

愛の本質は精神の火である

人事を尽くして天命を待つ

勝たなあかんで。負けの人生は惨めや。負けたらあかん、他人やない自分にや

祖父から「石橋」や長刀物、「鷺乱」まで稽古してもらいました。ここまで習えれば幸せなことです。当時は、そんな実感はありませんでしたけれども。こうして、これから能の方に進むという骨格めいたものができるまで、祖父に見てもらい、そこから父に教えられる時代を迎えました

人は人生において、若くない時期を長く生きるのだ。ならばそこを充実させていく以外に人生を謳歌し、満ち足りたものにする方法はないのだろう

人間の幸福は、決して神や仏が握っているものではない。自分自身の中にそれを左右するカギがある

お母さんより大切な人を探すのが人生なんです