心も身体も道具である

企業の経営者は、その事業に十分通じているひとでなければならない

仕事の不平不満の話は、会社ではあまりできない。焼き鳥屋に行ってお酒を飲まないとね（笑）

因果論や結果論、二元論、努力精神論といったものより、確率論的な考え方・捉え方の方がしっくりくるということに最近気づいた

色々なイデオロギーがあって、価値観がある。その全ての部分に突っ込めるような“余地は残しておきたい

不可能なことに取り組むのは、楽しいものだ

自分の利益や便宜、あるいは自分が他人の目にどのように映るかだけを考えていては、意義のあることを成し遂げることはできません。自他ともにその動機が受け入れられるものでなければならないのです

（稲垣について）心から尊敬してます。一緒に20年もお仕事できて本当に良かった。吾郎さんは生き方が上手。自分の気持ちだとか、表現方法がうまい。頭がすごくいいんですよね

経営は速度です。速く情報収集して、速く修正したところは生き残りますが、情報収集も遅く、修正にも時間がかかっていたら、競争に負けてしまいます。今は変化の激しいときですから、変化に対応するには速さが鉄則です

やりがいとは、「仕事はお金を稼ぐ手段に過ぎない」と考える人々の、労働の苦痛を和らげる鎮痛剤である

経営者にはビジョンが必要です。ライフネット生命は私の子供のようなものですから、日本人の平均年齢以上、最低でも１００歳までは生き延びてほしい。そして、１００年後には、必ず世界一の生命保険会社にする。これが、私の描くビジョンです。ちなみに、明治生命が日本で初めて保険会社をつくり、日本生命が１９８９年に世界１位になるまでがちょうど１００年。そのファクトとロジックと数字から考えれば、私たちでも十分なれる。そう確信しています

豆腐屋のように、「１兆（丁）、２兆」と売上を数えるようなビジネスをやる