名言大学

ボードレールが、
彼らこそ唯ひとり真の旅人と主張する、
出かけるために出かける人たち、
また、
そんな様子を見せる人たちは、
た・・

人間は自分の恋していた時のことを思い出すと、
そのあいだには何一つ起こらなかったような気がするものだ。

ばかな、
味わってはならない快楽などあるものか!

死ぬまでにひとつの心の中だけでも深く入ることができたなら、
それで幸福としなければなるまい。

悔悟(かいご)の鍬(くわ)で耕された心には、
とかくもっと悪い欲望が繁りがちである。

子供というものは、
生まれながらにしてすでにさまざまな性格や気質を負っている、
恐るべき老人なのである。

男にとっては今日一日だけの浮気心にすぎないものに、
女はその一生を賭ける。

情欲は勝利者のない戦闘である。

多くの女性は、
教養があるというよりも、
教養によって汚されている場合の方が多い。

私たちの人生は、
私たちが費やした努力だけの価値がある。

不安を、
ことによっては混乱を引き起こす作品だからといって、
それだけの理由で非難してはならない。
良い不安、
有益な内面の反・・

彼らには老年がどんなものかわからないのだ。
人生から何も得られず、
また死から何も期待できないという刑罰、
あなた方には想像・・

小説家はすべての人間の中で、
一番神に似ている人間である。
小説家は、
神の猿(=模倣者)である。

食卓の周りに座っている子供達が、
そのまま(我々の)全人生なのである。
我々は彼らと同じに、
人生の最も些細な心掛かりと最も・・

君が幸福である限り、
君は多くの友達を数えることができよう。
だが、
形勢が悪化した時には、
君は独りぼっちになるだろう。

フランソワ・モーリアック(モリヤック、Franois Mauriac 発音例, 1885年10月11日 - 1970年9月1日)は、フランスのカトリック作家。息子にクロード・モーリアック、外孫にアンヌ・ヴィアゼムスキーがいる。