名言大学

人間は自然に服従することによって、
自然を支配することができる。

フランシス・ベーコン

説得が手応えをもつには、
理性だけでは駄目で想像力へのアピールが必要だ。

フランシス・ベーコン

高位にある人間は、
三重に奴隷である。
すなわち、
君主または国家の奴隷であり、
名声の奴隷であり、
仕事の奴隷である。......

子供は苦労を和らげる。
しかし不幸を一段とつらいものにする。
子供は人生の煩(わずら)いを増す。
しかし、
死の思いを和らげる。

己自身を熱愛する人間は実は公共の敵である。

ある本はその味を試み、
ある本は呑み込み、
少数のある本はよくかんで消化すべきである。

フランシス・ベーコン

人の天性は、
よい草を生ずるか、
雑草を生ずるか、
そのいずれかである。
だから折を見て、
よい草に水をやり、......

フランシス・ベーコン

人間は自然に服従しながら、
自然を支配する。

フランシス・ベーコン

異端者とは、
火刑柱(ひあぶりばしら)を燃やす者ではなく、
火刑柱に火をつける者のことだ。

フランシス・ベーコン

冗談は、
しばしば真実を伝える手段として役立つ。

フランシス・ベーコン

大衆に役立つ最上の仕事や功績は、
独裁者か、
あるいは子供のない男によってなされる

フランシス・ベーコン

哲学者は、
あまりに遠くて光がほとんど届かない星に似ている。

フランシス・ベーコン

大胆は無知と卑劣の子であって、
他の資格よりはるかに劣る。

フランシス・ベーコン

学問をあまりに奥飾りに用いるのは気取り屋である。

フランシス・ベーコン

悪賢い人は勉強を軽蔑し、
単純な人は勉強を称賛し、
賢い人は勉強を利用する。

フランシス・ベーコン

健康な身体は客間で、
病身は監獄である。

フランシス・ベーコン

人間は死を怖れる。
ちょうど子供が暗闇を怖れるように。
そして子供のうちのこの怖れが色々な物語によって大きくなるのと同じよ・・

人生は道路のようなものだ。
一番の近道は、
たいてい一番悪い道だ。

フランシス・ベーコン

ある者の愚行は他の者の財産である。

フランシス・ベーコン

親の喜びはひそかなものである。
その悲しみや不安もまた同じだ。

フランシス・ベーコン

妻は、
夫が若いときには愛人に、
夫が中年になったら友人に、
夫が年をとったら看護婦になれ。

フランシス・ベーコン

時こそが最大の改革者である。

フランシス・ベーコン

害をなすのは、
心を素通りする虚偽ではなく、
心の中に沈んで居座る虚偽である。

フランシス・ベーコン

富は徳の荷物

フランシス・ベーコン

立派な家を悪い敷地に建てる者は、
みずからを牢獄にゆだねる者である。

フランシス・ベーコン

浅薄な哲学は人の心を無神論に傾け、
深遠な哲学は人の心を宗教へ導く。

フランシス・ベーコン

大胆な人間の適切な用い方は、
これを頭目として指揮させず、
部下として他の指図を受けさせることにある。

フランシス・ベーコン

賢い者は、
機会を見つける以上に、
機会を多く創る。

フランシス・ベーコン

富は消費するためにある。
消費する目的は、
名誉と善行である。

フランシス・ベーコン

妻は、
若い夫にとっては女主人であり、
中年の夫にとっては友であり、
老年の夫にとっては看護婦である。

フランシス・ベーコン

すべて優れた美には、
その釣り合いの中にいくらか奇異なものが含まれているものである。

フランシス・ベーコン

真理は「時」の娘であり、
権威の娘ではない。

フランシス・ベーコン

妻子を持つ者は、
運命に人質をとられたようなものである。
というのは、
妻子は善であれ、
悪であれ、
大事業の足手まといとなるか・・

フランシス・ベーコン

過ぎ去ったものは、
もはや再び帰らない。
賢者は現在と未来について考えるだけで手一杯であるから、
過ぎ去った事柄をくよくよ考・・

フランシス・ベーコン

ある人が嘘をつくということを考えてみれば、
それは、
その人が神に対しては大胆であり、
人間に対しては卑怯である、
ということ・・

どんなことでも、
度を越して他人をうんざりさせる人は見くびられる。

フランシス・ベーコン

最高(=最悪)の孤独は、
ひとりも親友がいないことだ。
親友がいなければ世界は荒野に過ぎない。

フランシス・ベーコン

空威張りする人間は賢者に軽蔑され、
愚者に感嘆され、
寄生的人間にたてまつられ、
彼ら自身の高慢心の奴隷となる。

フランシス・ベーコン

冗談に本気を混ぜて変化をつけるのは、
よいことである。

フランシス・ベーコン

私たちの人間性は、
私たちの内部に動く神性を除くと、
貧弱なものである。

フランシス・ベーコン

結婚する男は、
七年も年老いたと思うであろう。

裁判官としての職務は、
法律を解明することに存し、
法理を制定することではない。

フランシス・ベーコン

希望はうまい朝食だが、
晩飯にしてはまずい。

フランシス・ベーコン

名声は川のようなものである。
軽くてふくらんだものを浮かべ、
重くてがっしりしたものを沈める。

フランシス・ベーコン

最上の証明とは経験である。

フランシス・ベーコン

目を凝らして注意深く観察すれば、
運命を見分けることができよう。
盲目であっても、
運命は見分けられぬものではないから。

フランシス・ベーコン

われわれは自分の言葉を統御していると考えているが、
しかし、
われわれが言葉によって支配され統御されているのである。

フランシス・ベーコン

年とった人々は異議が多すぎ、
相談が長すぎ、
冒険が少なすぎ、
後悔が早すぎ、
めったに仕事をとことんまでやりとげず、
いいかげ・・

フランシス・ベーコン

すべてのものが変化するのは明らかだが、
実際には消え失せるのではない。
物質の総量はつねに同じだ。

フランシス・ベーコン

迷信の首魁は民衆である。
すべて迷信においては、
賢者たちが愚者どもに追随する。
そして正常の場合とは反対に、
まず実行があっ・・

フランシス・ベーコン